大阪アッフェ情報

かもめ食堂

私たち大阪アッフェは2ヶ月ほど活動を自粛していましたが、昨日ようやく練習を再開しました。今まで経験したことのないような事態でしたが、とにかくみんなが元気に戻ってきてくれてひと安心です。まあ、ぼちぼち再始動していきます。さて、この自粛期間中は本当にいろんな影響が出て困りましたが、個人的にはトイレットペーパーですかね。いつもシングルロールなんですが、コロナの影響で売り切れ続出し、ダブルロールしか手に入らなかったんです。でも、シングルの回転数で巻き取るクセがついているので、ダブルだとものすごい厚みになって、結局巻き戻すということがしょっちゅうありました。そもそも大阪では「ダブルロールはええとこの家が買うもの」という言い伝えがあるので、早くなじみ深い貧乏シングルロールに戻りたいです。あ、いやいや、そういうことを書きたかったわけではなくて、この自粛期間中にたくさん見た映画やドラマの中で面白かったものを紹介したかったのですが、私の中では「かもめ食堂」がダントツでした。フィンランドにある日本食堂でなんともない日常がただ淡々と描かれるんですが、「コレというものは何もないけれど、そういう日常が本当はとても幸せで愛おしいもの」ということを気づかせてくれます。登場人物にそれぞれの過去があるんでしょうがそんなことは描かず、「これまで」でも「これから」でもない、そこにある「今」を清涼感たっぷりに魅せてくれる優しい優しい、そして不思議な映画でした。コレ見たら、おにぎりとかトンカツとか焼き鮭とかシナモンロールとか食べたくなるから(笑)キレイな景色はずっと見ていられる、そんな感じの映画なので、心が疲れた時にぜひともご鑑賞ください。