「楽しむ」という視点
「SNSは更新しないと意味がない」という話を若者にさんざんしているのに、忙しすぎてココを放置。すんません。余裕ブチかまして飲みまくっていたころの自分をブン殴りたい。そんなわけで先日は、連盟のスポーツ講習会に参加してきました。そこで「いま軟式野球界は『ジュニアの育成』と『生涯野球』という2つの大きなテーマを抱えている。すなわち野球の入口と出口にかかわる課題。野球を始める人、そして生涯続ける人のためのモノをめざしましょう」というような話をしてもらいました。そしてそのテーマを具現化するために、これからは『野球を楽しむ』という新しい視点が大切になってくるそうです。楽しむって、日本のスポーツ界ではやや希薄だった概念ですよね。ま、でも確かにそうだと思うんですよ。学生のころは一生懸命野球をすればよかったんですけど、社会に出ると昔のようにはできなくなります。仕事や課題に追われ、責任ある立場になって、年々忙しくなって、遅くまで働いてグダグダに疲れて帰ったら、家事や用事がてんこ盛り。毎日ストレスフルで満たされないことばかり。だから日曜日くらいは、大好きな野球をみんなと楽しくやりたいなって思うんです。単純にね、「あー、今日もめっちゃいっぱい笑ったな!楽しかったな!また来週も楽しみやな!」という気持ちで翌日の職場に向いたい。野球が上手くなる、試合に勝つ、それも含めて楽しむことですが、そのもっと大前提にある部分を忘れてはいけないような気がするんですよ。学生の頃はただ勝つためにがんばるものでしたが、いまは自分や仲間が楽しむためにがんばるものなのかもしれません。そう思ったら、「がんばる」の中身が変わってきそうですね。ともかく自分が女子野球界においてやるべきことがわかってスッキリ爽快の講習会でした。みなさんはいかがでしたか?
2018年2月16日 01:35 | カテゴリー:逸球入魂コラム