大阪アッフェ情報

2014年11月

これがないと眠れない?

こないだうちの若い衆が家に遊びに来たんですが、そのときにちょっとした論争が起きました。それが寝る時のスマホの置き場所。みなさんはどこに置いて寝ますか?私はベッドから離れた机の上に置いてます。しかし若者たちは、毎日寝る直前までスマホをさわるので、そのまま眠りにつけるようにいつも枕元に置くそうです。さらに充電器も置くため、コンセントの位置によって寝具の位置が決まるんだとか。「枕元に置くのはわかるけど、なんで寝る寸前までスマホさわってんの?寝る前にブルーライト浴びると良質な睡眠が取れない!」と主張すると、子どものころから携帯電話が身近にあって、携帯をいじり倒しながら寝るのが習慣なんだそうですよ。「じゃあ、スマホなくなったらどうすんの?」と聞いたら、「スマホなくならない!」とのこと。むむ、そのスマホ、海に放り投げたろか。大学生の時に初めて携帯電話を手にしたわれわれ世代にとって、若者たちのその依存体質にモノ申したくなりますね。日常生活やコミュニケーションを円滑にするツールとして使うのに文句はないですが、そこまで道具に縛られる生き方はしたくないな。「まぁ、うちら中年と違って若いから睡眠の質なんかカンケーないです」と言ってましたが、いつかオメーら電気の通ってない無人島に置き去りにしてやるぜ?

1ページ半の物語

先日、ちょっとおもしろい外国の古い小説を読みました。専務から勧められたんですが、なんとたった1ページ半の短編です。ただ、この内容がなかなかに深い。ある青年が庭でとてもキレイな花を見つけ、誰かに渡したい気分になって花を摘むんです。そしてなんとなく、その向いに住んでいる知り合いのパッとしない女性に渡そうとするんですが、道路を渡る時に車の長い列が行く手を阻み、さらに通りがかりの老人の意地悪い視線が気になって、ふと思いとどまってしまうんです。そして「オレは何をしてるんだ、なぜ彼女に花を渡そうとしてるんだ」と思って花束を捨ててしまうんですね。ところが、その女性がたまたまその光景をアパートから見ていて、「もし彼があのキレイな花束を渡しにきてくれるなんてことがあったら素敵なのに。まあ、そんなことされても恥ずかしいかな」と思いながら、2人の気持ちがすれ違っていくという短い物語です。もし彼が花束を渡していたら2人の恋は始まっていたのかもしれませんが、たった一歩前に進むことで人生が変わることがあるのに、多くの人がその小さな一歩ですら踏み出せないことがあると感じさせてくれる物語でした。小説のタイトルも作者も失念しましたが、短いながら考えさせられた物語なので、この小説がいつかどこかでみなさんの目にふれることがあればと思っております。

盃に募秋をそそぐ

写真-2014-11-15-22-11-34先日ここでちょっとご紹介しましたが、メンバーのEちゃんから美味しい日本酒をいただいたんです。で、せっかくいいお酒をもらったので、いい器で気分よく飲みたいと思い、ポン酒用の切り子セットを購入しました!写真のとっくり(酒瓶)を見ると大きな穴があいていますが、ここに氷を入れてお酒を冷やすんです。冷酒カラフェって言うんですかね、たまにお店でも見かけますが、これで飲むと雰囲気も出てお酒もめちゃめちゃ美味いですよ。それまで日本酒を湯のみで飲んでましたが、あまりにも芸がないことをしてたなと反省しています。器で味が変わると言いますが、古来から日本人が器にこだわる理由もなんとなくわかってきました。これからは焼酎が美味くなる季節ですが、「黒千代香(くろじょか)」という酒器で飲むのが美味しいそうで、これまた試してみたいですね。せっかくお酒がたくさん飲める体質に生まれてきたので、暮れゆく秋を感じながら、もう少しいろんな酒器を楽しんでみようと思う今日この頃でございます!

お座りください

今日は私の父親の誕生日で確か67歳になるんだったと思いますが、ちょうどうちの会社の専務と同い年なんですよ。その専務が先日、電車で席を譲られたそうですが、それがとてもショックだったとか。まだまだ譲られるような歳じゃないと本人は思っていたそうで、声をかけられた瞬間、急に恥ずかしくなって「次の駅で降りますんで、大丈夫です」と口走ってしまったそうです。ところで、みなさんは電車で席を譲りますか?私はけっこう譲る方なのですが、アヤしいオーラが出ているからなのか50%の確率で断られます。しかも多くは「すぐ降りるので、大丈夫です」というお決まりの言葉が出てくるんですよ。「あ、みんなすぐ降りるのか」と思ってたんですが、中には専務のような気持ちの方もいらっしゃったのかもしれませんね。ただ、譲ろうとして断られた後のカッコ悪さといったらハンパないもんですから、最近は多少席が空いていても極力座らないようにしています。もちろんガラガラの電車なら座りますが、譲って断られた時の気まずさにも、譲らないことの罪悪感にも耐えられなくなってきたんで、後ろ向きな対処法と承知の上でやってます。まあ、譲られる方もいろいろな考えがあるんでしょうが、せめて子どもさんが譲ったときくらいはちゃんと座ってあげてくださいね。

悪あがき

毎年この時期になるとこのネタ書いていますが、明日、会社の健康診断があります。3日前からお酒も控え、普段食べないようなカラダに優しいものを食べ、30分ほどの運動もしてきたので大丈夫だとは思いますが、今年もいい成績(?)が残せるようがんばってきます。とは言え、毎年納得いかないのが院長先生の診断。BMI値だけで判断して診断書に「肥満、肥満」と書いてくるんですよ。ちゃんと体脂肪率まで見てから書いてくれたらいいのにねえ。そりゃ私は痩せてはいないですよ、でも一般的に言われている肥満でもないと思うんですけどね。ぽっちゃりではないし、強いてと言うとゴリッてしてる感じですかね。以前行った整形外科では「アスリートの太モモだね」ってホメてもらったんで、カラダの質もみないでデブって書くとはナニゴトかと思います。そんな感じでここ数年、院長先生との戦いが続いているわけですが、今年は仕事が忙しくてほとんど筋トレができなかったんですよ。このままではまたデブって書かれるんでしょうね。まあ、残り数時間、ムダなあがきと承知でカラダ絞ります。

パッション!

先日、園田学園女子大学の女子野球部の練習にお邪魔させていただきました。元うちのメンバーで、今は園田女子野球部のサポートスタッフをしているS先生に誘ってもらって行ってきたんですが、いろんな発見があって本当に楽しかったです。S先生は野球を始めたのが高校を卒業してからのクラブチームだったので、部活でガッツリやったというワケではないんですが、それでもものすごい研究熱心で、指導者の合宿に参加したり、指導者仲間のネットワークに入ったり、ビデオや本でものすごい勉強をしているんですよ。練習に参加した時には、メンコを使った「真下投げ」でケガの予防をしたり、軟式特有のバントやヒッティング、戦術などについて教えてもらいました。そういう技術をメンバーの学生さんに伝授しているわけですが、みなさんがそれに対して真剣に取り組んでいる姿にも好感がもてましたね。たとえば、元プロ野球選手でも傲慢な人から教えられるのはなんとなくイヤですが、華々しいキャリアはなくても自分たちのことを真剣に思って尽くしてくれる人から教えてもらえるのは幸せだと感じます。野球に限らずですが、最終的に人を動かすのは相手を思う情熱なのかもしれませんね。ということで、野球の技術以外にもいろいろと教えてもらった練習でしたが、またスカウトに行くのでみなさんよろしくお願いします!

誕生日

わたくし事ですが、先々週に誕生日を迎えました。ただ、この歳になってくると誕生日というものは、祝ってもらうだけではなく親に感謝する日でもあるように感じます。友だちや同僚に話を聞くと、親にとって子どもが生まれた日は心に刻まれる日になるそうですが、母親はきっと私を生んだ日、生まれたばかりの私を抱いて、何があっても私の味方でいようと思うことがあったでしょうし、父親はきっと私が生まれた日、私と兄と母を見て、何があってもこの家族を守りぬこうと心に決めたことがあったと思うんです。そして事実、これまで私が生きてきた中で、たびたびそういうものを感じることがあるんですよ。いつまでも子ども扱いしてくるし、何かと干渉してきてうざったいし、いいかげん子離れしてくれと思うことも多々ありますが、家族とは、少なくとも世の中に自分のことをそんなにも気にしている人がいるということなんだと思います。たとえ離れていても、たとえバラバラになったとしても、親という生き物は、子どもが生まれた日の誓いを頑なに守り続けるものなのかもしれません。だから誕生日とは、上手に愛情を伝えられないそんな不器用な親たちに、私たち子どもが少しだけ感謝をする日であってもいいですね。そういう気持ちで誕生日を迎えたら、なんと両親がすっかり私の誕生日を忘れいて2日後に連絡が来ました(笑)まあ、いつも美談にはならないですけどね、うちの家族…。