逸球入魂コラム

大勝負だな

p01先週くらいから仕事が嵐のように忙しい状況から抜け出して、ようやく、つむじ風くらいの忙しさに落ち着いてきました。よかった…本気でしんどかった…。でも中間管理職になっちゃったから、どんだけ働いてもおぜぜは変わらないんですよね。悔しいから、会社の1階外に置いてあるメモ帳を、これでもかとくすねています。ご自由にって書いてるし、現物支給だよ。とは言え、こんな物価高の経済状況でもアレコレ手を打ってくれて、社長も会社も本当に良くしてくれてるんでありがたい。守られてるんだな、ということは感じます。そんな折、うちのコーチのたかじ先生が勤めていた鍼灸院から独立して開院(開業)することになりました! 雇われている方が絶対楽だし、いろんなことから守ってくれるし、安心だよ!って思うんですが、本人もいつかやりたかったことなのでそれなりの覚悟をもってのことでしょう。でも開院を前に不安も襲ってくるようで「もう後には引けないんですが、何が正解なのかわからなくなってきて…」と胸の内を明かしてくれました。そりゃまあ、開院してうまくいくかどうかは誰もわからないですし、本当に人生をかけた大勝負ですよね。それでも、何もしないで状況を変えられないより、勝負に打って出ただけでも、もう「勝ち」だと思うんですよ。少なくとも自分自身は変わっているはず。「やらない後悔より、まずやってみる!」という気持ちで、大勝負に出るしかない!がんばれ、たかじ先生!うちの最強凶暴体育会系女子たちを優しくなだめることができる唯一無二のその人柄なら、必ず必ずうまくいくと私は確信しています!
 
そんなわけで、コーチのたかじ先生の仕事が軌道に乗らないと練習にも来てもらえないので、アッフェは困ります笑。もしよければみなさん、こんな鍼灸&整体の治療院があるよと広めていただけたら幸いです。インスタに「いいね」してもらえるだけでも、本人は励みになるので一緒に応援してあげてください!
 
「高槻たかじ鍼灸治療院」 高槻市駅から南へ徒歩15分(ライフ城西店、城西町バス停より徒歩1分)
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今じゃない

3日でいい。連続した休みがほしい。夏前からここを更新してないのはわかってましたけど、本当にアレコレそれどころじゃないほど忙しくて。誰かがやらなきゃいけないから仕方ないのは百も承知していますが。「それ私じゃなくてもいいですよね?」ってことは、家帰ってテレビ見ながらビール飲んでるヒマのあるヤツらがやればええーーー!と、やさぐれていた9月と10月。秋の関西大会であれよあれよと勝ち進み、なんと決勝戦まで進出しましてね。決勝でもリードしたまま回が進み、あれ?このまま勝っちゃうのかな、と思っていたら、そこまで上手くいかず最後で逆転負けでした。なるほど、優勝が手のひらからこぼれ落ちるとはこういうことだな。でも、ちょっと思ったんですけど、きっと「今」じゃなかったんでしょうね。思えば今年は人が足りなくて、なんとかつなぎながら運営をして、野球をするというより、試合を成立させることが最大の目標でした。野球に対するモチベーションが完全に落ちきったところで、この秋の関西大会が始まって。不思議とタイブレークだの、決勝進出だの、1点差のゾクゾクするような試合が続きましてね。これはきっと神様が、野球はこんなにも楽しいよ、と思い出させてくれたのかもしれません。だから、もっとちゃんと野球と、チームと向き合ってみるのもいいんじゃないかと思うんですよ。私も、みんなもね。もちろん、趣味の世界なのでライフスタイルに合わせてくれていいんですが、自分の時間を、今までよりほんのちょっと多く野球に、チームに注いでほしい。この場所もみんなのことも、さらに大事にしてほしい。そしてその結果、もし優勝するようなことがあったら、その時に体の奥底から湧き上がるような激しい感情を体感することになると思います。だから、きっとそれは今じゃない。そんな楽しそうなことは、もうちょっと頑張ってから味わうことにしましょう。次はありがたいことに西日本大会に出場できるので、また心震えるようなゲームができるようにみんなでがんばりましょう。

オールOK

先日、洗濯機が壊れましてね。これはえらいこっちゃ!と思っていたら、今日なぜか直ってました。自然治癒ですかね。ストレスが原因?? そういえば私のカラダも仕事のストレスであちこち不調ですが、大自然で治癒されたいと思っていたら、ふと昨年、奈良のでっかいコスモス畑に行ったことを思い出しました。旅好きの友人に連れて行ってもらったんですけど、とんでもなく壮大でキレイで癒されました!昔は花や自然にあまり関心がなかったので、ああ、この人と知り合ってなかったら、きっと自分は一生見ることのなかった景色だったなと、じわりと思いました。
そもそも人の価値観は、その人が今まで触れてきた世界が基準で形成されるそうです。例えば私は子どものころ裕福でなかったので、「勉強でもスポーツでもいい成績を残して、いい大学を出て、一流の会社に入ること」が人生で最良の結果だと思ってました。これ以上の良い結果はあるはずがないと信じ込んでいたんです。それでがんばってみたんですけど、全然ダメで、今は人使いの荒い中小企業で働き倒す毎日です笑。でもね、目標とは程遠い結果になったのですが、けっこう幸せなんですよ。金は儲からないけど、自分のやりたいことに挑戦させてくれる情熱的な会社で、仕事は楽しくてやりがいもある。野球も一流にはなれなかったけど、毎週めちゃくちゃおもしろい仲間と楽しんでいます。「こうなることが幸せ!という特定の結果に固執すると、その人が想像もつかないまったく別のすばらしい結果がやってくることを制限してしまう」。最近そういう記事を読んで、まさに自分がそうだったなと思いました。
仕事でも学業でもスポーツでも、結婚でも子育てでも介護でも、いろんなライフイベントの中で、その一瞬一瞬を自分らしく誠実に生きて、その結果は「ゆだねてみる」。きっとこれはアリだと思うんです。人生オールOK状態でかまえていると、ひょっとしたらコスモス畑のように自分の知らない、思いもよらない「最高の景色」が待ってたりするものなのかもしれませんね。たぶん人生は、自分の思う「それ」だけが正解じゃないんだなぁ…。

俯瞰(ふかん)

あまりにも放置しすぎて気にはなっていましたが。なんせ3月までは繁忙期で会社に軟禁されてるもので、最小限のことしかしたくなくなる。いろいろおっくうになるって歳だよね。そして4月に入っても忙しさが変わらず、しかも来月からは我が社で最も頼りになる部長が2ヶ月ほど入院することになりました。命に関わる話とかではなく、膝をサイボーグ化するだけなのでそこは安心ですが、リハビリもあるので復帰に時間がかかるそうです。来月から不安で仕方ないですが、そんな折に社長が朝礼で「自分を俯瞰してみることが大切」という話をしてました。まあ、客観的に見る、ということですが、「いい大人になっても自分を俯瞰してみることは難しい」と言っていました。なるほど。たとえば俯瞰(上から見る)なので、イメージとして自分から幽体離脱してみて、上から自分のことを見てみるとしましょう。そしたら自分の言動がとてもカッコ悪いように思えるし、嫌なところばかり見えるような気がして、なんだか怖いんですよね。だから自分を客観的に見るということはそれくらい勇気がいることだし、冷静になって見るのは難しいのかもしれない。でもそもそも自分の良いところもあるはずなのに、私が最初から自分のダメなところしか見てないんだなということにも気づいて、それはそれで発見でした。ま、こういうところを乗り越えて、自分の良いところも悪いところも、きちんと俯瞰的に見られるようになれば、きっとアップデート(成長)できるんでしょうね。ただ、今はいくら俯瞰的に見ても部長のいない間の頼りない自分しか見えないので、不安しかない。逆に怖くなって毎日ガクブル震えています…笑

AirTagを信じろ!

ここがいつまで「あけましておめでとうございます」のままなんだと自分でも思った2月末。忙しかったのよ、つまらないことに追われて。世の中には、なんでそんなことで?って思うことだらけですね。そして、その最たるものが今回ご紹介する件。
12月の半ば、なかもず駅でキーケースを落としましてね。でも用意周到なワタクシはAirTagという紛失防止の発信機みたいなやつをキーケースにつけていたんです。さすが自分!んで、スマホで位置を調べたら、やっぱり駅にあることがわかって、改札口の駅員に「ここで落としたんですが届いてませんか?」と聞いたんです。そしたら、すっごいめんどくさそうな顔されて「さっき落としたの?届いてないよ!」とあしらわれました。いやでもAirTagはここを示しているんだが?と思いつつ、正確な位置ではないのかと駅や移動経路を2時間ほど探し回りました。夜9時くらいまで探したんですが見つからず、もう一度、改札口の駅員に聞きに行ったら、同じ駅員がいて「届いてないってば」という顔をしながらもしぶしぶ駅長室に確認の内線を入れたら…「えっ?届いてる?」ってことになりましてね。しかも私が1回目に聞きに行った時には、すでキーケースが駅長室に届いていたそうです。駅員、お前…、なぜ最初に行った時に確認しなかった!たかが内線1本、20秒で済む話やろがっ!その怠慢のせいで、こっちは極寒の寒空の下を延々と探し回り、ピタパも入ってたからカードを全て止めて再発行したんやぞ!声をかけたダイコクドラックの店員さんたちは仕事止めてまで一緒に探してくれようとしてくれたのに、駅員がいいかげんな対応しやがって、御堂筋線は何様じゃー!と久々にブチギレた一件でございます。いや、まあでも大前提として、キーケース落とした私が一番悪いんですが笑。ちなみに、AirTagの位置は地下にある駅長室のほぼ真上を示していました。すごすぎるな、この性能…。もし、みなさんも落し物をしたら駅員よりAirTagを信じて食い下がってください。「ない」と確実に確認するまで引き下がってはいけない。自分の身は自分で守らなければと肝に銘じた事件。AirTagすごいよ、マジ拡散希望。

2024年プレイボール

2024年、プレイボールです!
本年もうどうぞ、大阪アッフェをよろしくお願いします。
新年早々、風邪をひきまして、せっかくの休みをつぶしていますが、これを機に今年は全力で健康生活を向上させる1年にしたいと思います。
それでは2024年が我がチームにとっても、みなさまにとっても、輝かしい1年になりますように!

大切な人

年の瀬迫り、いつものごとく1年を振り返り長々と書くときがやってきましたが。
今年は、こんなにも悲しいことがあるのかという出来事があって、相当こたえました。いつも偉そうにアレコレ書いていますが、本当に悲しいときは、どう書いていいかも、どう表現していいかもわからなくて。何を書いても薄っぺらくなりそうで、それはとても失礼な気がしたんです。あいつがずっとがんばってきたことは、私がどうやっても言い表せないほど尊いことで、守られるべきものだと思うんですよ。だからもう、なんか言葉がなくて、ただずっと忘れないようにと思うばかりです。
でも、ひとつだけわかったことがあるんです。それは、みんな「誰かにとっての大切な人」であって、そしてそれは「自分」もなんだということです。ムチャな生き方をして、私のことを想ってくれてる「私の大切な人たち」を悲しませるようなことは、とてもできない。だからこそ、自分のことを大切にしないといけないんだと、思い知らされました。本当に、家族や仲間のこと考えるとね、働き方も変えて、ちゃんと人間ドックにもいかないと。
今年を振り返ると、あまりにさよならが多すぎてガックリきたんですが、でもそれ以上に人の優しさに、これでもかと触れることができて救われました。野球は、アッフェは、いいですね。誰かがピンチのときは、みんながすぐ駆けつけてくれて、ほんまありがとうって思う。だからこの場所をちゃんと続けていこうと、強く強く、強く決意した1年でした。
2023年はお別れがたくさんあった年ですが、新しい出会いもたくさんあって、またワクワクするような未来が待っている予感がしています。2024年も、たくさんの人とつながっていける場所にできるよう、みんなでがんばっていきましょう。
それではみなさま、今年もたいへんお世話になりました。どうぞ、よい年をお迎えください。

リンゴ酢とビフィズス菌と私

こないだ健康診断がありましてね。結果から申し上げると、完全勝利!去年の数値をほぼ全部改善させるという快挙を成し遂げました!変な持病を除いて、この歳でこの数値は立派だと思うんですけども、でも院長先生からの総評のところでいつもいつも「デブ(肥満)」って書かれるんです。いやいや、体重だけで判断すんな。見たことあんのか?脱いだろか?…ってくだりを毎年のようにやってますが、いいかげんBMI値でその人を判断するのはやめてほしい。BMIで私の何がわかるんだよ、まじで見たことあんのか?スポーツ病院の先生に「ガチアスリートのふともも」と称賛されたこともあるのに屈辱でしかない。住○生命のVitalityに加入して3年連続ゴールドランクに達し、保険の担当お姉さんに「私の担当するクライアントの中で一番好成績」とまで言わしめたのに、それでもデブと言われるのか。今度、梅田にインボディを無料で計測できるVitalityプラザがあるので、きちんと測って院長先生に見せつけたいと思います。さて、こんな感じで健康意識高い系ではあると思うのですが、昨年は「16時間ダイエット」に取り組んでそこそこの成果を出したので、今年は「リンゴ酢+ビフィズス菌」運動に取り組みました。同僚のテルオ兄さんが研究?を重ねた結果、腸にはこれがいいらしい、ということがわかったそうです。んで、半信半疑で1年続けた見たら…今まで全然下がらなかった悪玉コレステロール値がサクッと減りました!まじビビった。生活習慣で変えたのはこれだけなので、おそらく「リンゴ酢+ビフィズス菌」メソッドが効いたんだと思います。皆様もよければ、検索してエビデンスを得たうえで、お試しください。ちなみに、インボディを無料計測できるVitalityプラザは誰でもOKなのでそちらもお試しを。茶屋町の方だったような。保険勧められるかもですが、そこはご覚悟を。笑

帰るところ

先日、私の最も愛すべき場所であったバッティングセンターが閉店しまして、今も真っ暗なバッセンの横を通るたびに胸がチクチクと痛くなります。その上、同じ時期に実家も引っ越しがありまして、長年愛着のあった場所が次々になくなってしまって、寂しいというか、拠り所がなくなるというか、そんな気持ちになりました。膝がっくり、心がポッキリ、胸がぽっかり、腹の底がスカスカになる、そんな心細い気分ですかね。こんなにショボくれた2ヶ月はなかったですが、それに加えてえげつないくらい仕事が忙しくなって、きっちり悲しむ時間もない。なんと理不尽な。イライラとモヤモヤとショボショボと、そんな全部終わった気持ちで実家の引越し先(すなわちシン・実家)に行ったらですね、なんかオトンもオカンも新しい生活を楽しんでいるんですよ。「ちょっと不便になったけど、前が便利すぎたからね」とか「ここは集会所で体操教室や文化教室があって行ってみようかな♪」とか。あれ?なんか感傷的になってるのは自分だけか、と拍子抜けしました。でも、少しウキウキしている両親を見ていたら、私も気持ちが楽になったというか、これでよかったなと思えますね。古いものを捨てたら、そこに新しい何かが入ってくる、そういうことなのでしょう。前の実家には小さい頃からの思い出もあって、あそこに戻れないのは寂しいのですが、結局自分が帰る場所はオトンとオカンの居る場所なので、それがどこになろうと変わらない気がしてきました。あんなことがあった、こんなことがあったと話すのもその人たち。思い出も愛着も全部、その人たちのところにあるんだなと思います。結局、帰るところは「場所」ではなく「人」なのでしょう。そう思えばうちのチームも、そうやっていつでも帰ってこれる優しくてあたたかい場所、つまりそういう「人たち」であり続けたいですね。人は、人のところに帰るんですよ。そのことを忘れずに。

公園南バッティングセンター

私は働き始める前、社会人になったら上司にちょっと高級な小料理屋に連れて行ってもらって、きっと自分もそこの常連になって、仕事帰りに寄っては真野あずさみたいな女将さんにあれこれグチとか聞いてもらったりするんだろうかと、ちょっとそんな大人の世界に淡い憧れがあったんです。でも、その憧れの場所は、私にとってこのバッティングセンターになりました。ガッツリ常連になってから23年くらいですかね、本当にずっと通ってました。まあ、「野球の練習」ということもあったんですが、妙にウマの合う店長のおっちゃんや奥さんにグチを聞いてもらったり、つまらない世間話をしたり、どちらかというとそれが楽しかったんだと思います。私がシンドイときも、チームがシンドイときも、仕事で失敗したときも、ずっと何気ない話をしてそっと寄り添ってくれた場所ですね。帰り道にこのバッセンの電気がついていて、カーンという打撃音が聞こえるだけで、なんかホッとした気持ちになったもんです。そして、この生活は何の疑いもなくずっと続くものだと思っていました。でもそれが、今月末でお店を閉めることになりました。いろんなことを考えての決断で、それは納得できるのですが、自分にとっては第二の実家みたいな場所だったので寂しくてたまらない。大事な人たちがずっとそこにいてくれるわけでもないし、大切な場所がいつまでもそこにあるとは限らない。いつかくることだとわかっていても、簡単に受け入れられることでもなくて、とても悲しいです。何かできることはないかと聞いても、気持ちだけで嬉しいからと言われるだけで、なにかこう、そっと静かに終わりを待ち受けるのがいいことなのでしょう。私は本当にこの場所が大好きで大好きで、このバッセンの一番のファンだったと思います。おっちゃんとおばちゃんには、ずっと支えてくれて本当にありがとうしかない。みんなもきっと同じ気持ちだと思う。たくさんの人の心の拠り所になった場所が消えていくのに、また何もなかったかように過ぎていく毎日が悔しくて悲しくて寂しくてたまらないです。なんだろうなあ…。今はこの気持ちをどう書いていいのか全然わからんなぁ…。神様、これ以上もう自分から大切なものを取らないでほしい、それだけです。