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引き受ける

2025年を振り返り、まぁ本当にツイてない年だったなと思います。全国大会が雨で試合ができずに帰ってきたり、パソコンが突然壊れたり、交通事故に巻き込まれたり、細かいことを含めたら数え切れないほどの不運に見舞われたトホホな一年でした。
本当になんでこんな理不尽なことが起こるのかと腹立たしい気持ちになりますが、結局のところ自分の気持ちと折り合いをつけるしかないわけです…。でも、それにはとてつもないエネルギーが必要ですねよ。人は「理性」より「感情」の方が圧倒的にパワーが強く、どれだけ「仕方のないこと」と納得させようとしても、深層心理では負の気持ちが消えずにグツグツと煮えたぎっているらしいです。なので、無理にイライラする気持ちを押さえ込まず、誰かに話して気持ちを手放すのも大切プロセスなんだそうですよ。
 
そして、今年学んだことは、その起きた「出来事」に対して良い捉え方をするように、何度も何度も上書きすることです。交通事故も「逆にこの程度で済んでよかった」「逆にこれから気をつけて運転するようになる」、雨で試合ができなかったことも「逆にみんなと観光できて楽しかった」というように、逆に逆にと、出来事を良い方にひっくり返します。負の気持ちに引き戻されるたびに、オセロのコマを返すように良い方にひっくり返すわけです。イライラする相手を変えようとしても、時間もかかるし相手が変わるとも限らない。ましてや天気なんかコントロールもできないですよね。でも、自分を変えるのはそれよりずっと簡単で早い。変えるかどうかの主導権は自分にあり、やろうと思えば今すぐこの瞬間から変われます。
どんなことも他人のせいにするとイライラが長引きますが、でも、理不尽な出来事や自分の感情を「自分で引き受ける」と、苦しむ時間が短くなって、前に進むスピードも早くなる気がするんです。結局やっぱり人は、起きたことをプラスに変えて、選んだ道を正解にすることしかできないと思うんですよ。だからこそ、理不尽なことが起きても、いったん引き受ける、そんな矜持を見出した一年です。不運続きでしたが、学びの深い年になりました。
 
それでは、2025年はたいへんお世話になりました。
2026年はさらなるポジティブ・モンスターを目指します。皆様にとっても希望あふれる一年になりますように。