大阪アッフェ情報

自助・共助・公助

緊急事態宣言が出されて、かなり緊迫した状況になってきましたね。私の知っている個人商店さんはみんな相当厳しい様子ですし、私たち中小企業でも仕事が激減していて、本当にこの先、不安しかない。今まで阪神大震災や東日本大震災という災害を経験してきましたが、まだこんな形の災禍がこの国にふりかかるのかと愕然とするばかりです。そういえば2年ほど前に大阪でも地震がありましたが、そのときにちょうど仕事で災害に関する冊子を作っていたんです。そこには、大規模な災害が起きると、支援は自助→共助→公助の順だ、というようなことが書いてありました。まずは自分の備蓄でしのぎ、さらに地域と助け合って、公的機関の援助が来るまで耐える、そんな内容だったと思います。これは地震などの時の1週間のモデルですが、もしかしたら今はそこで言う「自助・共助」のタイミングなのかもしれませんね。知り合いの居酒屋さんはテイクアウトを始めましたし、ネット上でもミニシアターを救う支援の輪が広がっていたりするし、いつ公的な支援がくるかわからない状況では、ひとまず地域や自分たちのネットワークの中で助け合うことが大切だということを、これまでの災害で日本人は体感してきたと思います。私の会社でも、仕事が激減してる時に何万部も発注してくれるお客さんがいたりしてね、こんな時に本当に本当に感謝しかない。不要不急の外出自粛の他にできることは、何が正解かわかりませんが、地域の人たちができる範囲で地域のお店を守っていくのも1つの手段かもと思いました。さっそく近所の馴染みの居酒屋さんがテイクアウトやデリバリー始めてるので、そういうのも利用したいです。ともかくこの事態が一刻も早く収束して、またみんなでたくさん飲んで食べて野球できることを願います!