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校閲ガール

最近、「地味にスゴイ」という校閲ガールのドラマが話題になっていますね。主人公が思いもかけず出版社の校閲部(文章の間違いを訂正する部署)で働くというストーリーですが、ワタクシも印刷会社の制作部に勤めているので、3分の1くらいそのような仕事をしています。字の間違いだけでなく、たとえば1つの本に出てくる「取り組む」という言葉が「取組む」「とり組む」「取りくむ」「取組」「とりくむ」などのように表記がバラバラの場合、いずれかに統一するよう指摘を入れたりします。また、みなさんがよく使う「グランド(運動場)」という言葉、「グランド」と書かれる場合がありますが、「グランド」の本来の意味は「壮大な」とか「豪華な」という意味なので、こういう言葉の指摘もします。他にも「ボウリング(ボールでピンを倒すスポーツ)」と「ボーリング(円筒状の穴を掘ること)」の違いを指摘したり、重箱のスミをつつくような仕事をしているわけです。時には1万人分の名簿を作り、氏名が一言一句まちがっていないかチェックすることもありますよ。そんな仕事でヘロヘロになって帰ってきてあのドラマを見ると、家でも仕事をしてるような気になってめまいがします。めっちゃおもしろいんですけどね(笑)次回の内容で『シール』と聞いただけで、「ああ、訂正シールを徹夜で貼るんだな」とわかってしまいますし、「大きい文字ほど見逃すんだよね」の名言は共感を呼んだにちがいありません。誰もが経験したことのあるエピソードばかりで、同業者のみなさんは涙なしには見られないんじゃないでしょうか。ともかく、このような地味な仕事にスポット当てていただいてうれしい限り。みなさん、あのドラマを見たあとは、出版・印刷業界の人にちょっとだけ優しく接してくださいね。

10月16日 油断は禁物、旭グラウンド練習

感謝で見守って

ここ1カ月ほど、公私ともになかなか過酷な激務が続いておりまして、ココロがぽっきり折れそうな感じですが、先日、仕事で興味深い言葉を見つけました。「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かず」海軍大将・山本五十六の有名な言葉ですね。人を育てる上での戒めだと思うんですが、実はこれ、続きがあるんです。私も知らなかったんですが、次のような言葉です。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」なるほどなぁと思いました。特に『やっている姿を感謝で見守って』の部分ですが、「あー、できてへんよな、自分」と正直ヘコみました(笑)やって当たり前とか思って、人に対する感謝の気持ちを、ときどき忘れてしまってることがあるように思います。なんか恥ずかしいし、本当に申し訳ない。ちゃんと、ありがとう、とは思っているんですけどね。でも自分にちょっと足りないところをチクリとやられた気がしています。みなさんもちゃんと持ててますか?感謝の気持ち。思い当たるフシがあれば、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてくださいね。

関西女子野球フェス

aワタクシ印刷会社の制作部で働いていますので、ごくまれに自分の作ったチラシなどが駅前などで配られていることがあります。ただ、興味のないチラシは捨てられる運命でくちゃくちゃに丸められて道の片隅に落ちてたりもします。それなりに思い入れがあって苦労して作ったチラシだと、そういうの見ると心がチクチクしますね(笑)せめてゴミ箱に捨ててくれって思いますが、今週末に開催される女子野球のイベントも連盟スタッフたちの執念がこもっていますので、その思いがくちゃくちゃに丸められて道端に捨てられないようにがんばりたいと思います。というワケで、この場を借りてそのイベントをご紹介しておきましょう→10月9日(日)に高槻市の古曽部防災公園野球場で『関西女子野球フェス2016』を開催します!関西大会の準決・決勝のほか、体力測定ゲームやコイン落しゲームなどもありますので、よかったら遊びに来てください。ジュニア、大学、一般のチームも集まりますので、女子野球チームに入りたいと考えている女性もぜひ足を運んでくださいね。ブースに募集チラシなどが置いてありますよ。さて、なぜこのようなイベントを開催するかというと、ジュニア、大学、一般がバラバラに活動するのではなく、互いに交流を持ち、一緒に関西の女子野球を盛り上げていこう、という思いからです。若い子たちが大人になってもおばあちゃんになっても当然のように野球を楽しめる、そんな未来への一歩として開催いたします!今回はうちの会社もちょっと協力してくれて、そういうキモチが嬉しかったりしますね。なんとかこのフェスを成功させて、女子野球をたくさんの人に知ってもらいたいです。どうぞみなさまも、私たちの活動を応援してください!

10月2日 駅からは迷う!武蔵谷公園で交流戦

他から見れば

9月も下旬なのになかなか暑さが厳しいですが、うちの会社もおかげさまで厳しい締め切りに追われ続ける毎日です。本当に1日でいいから、漫画喫茶にこもってダイヤのエースを読みふけりたい、そんなしょーもないことを熱望しています。さて、このクソ忙しい時期に会社で勉強会というものがありまして、そのあとの懇親会の席でうちの社長が興味深いことを言っていたんです。「他の会社の人から言わせると、うちの会社はとても面白いことに取り組んでいるらしい。この規模の小さな会社では珍しいそうだ」ということです。まあ、普通の印刷会社なんですけど、プロジェクトチームが3つくらいあって新商品やサービスを開発してるんです。通常業務の他に取り組んでるのでなかなかハードなんですが、確かに他の会社から見たら魅力的なことなのかなあと感じた次第です。よく言われることですが、自分が所属している組織を客観的には見られないので、その良さや魅力というものに気づかないことがあったりしますね。他の人から言われて、ああ、そうなのか、とはじめてわかったりします。野球のチームでも同じだと思うんですが、もし機会があれば、他チームの人に自分のチームの魅力を聞いてみてくださいね。自分のチームの良さを自覚するほどに、メンバーの魅力を知るほどに、もっとずっと勝利に近づくはずです。良さを知り、良さを伝え、良さを発揮する、ひょっとしたら単純なことなのかもしれません。もし何かに行き詰まったときは、「他人が知ってる自分の魅力」を教えてもらってくださいね。

9月25日 起きると外が明るかった関西大会

名をめぐる

先日、うちのチームのジャイ(というあだ名です)が「タワーめぐり」を始めたそうです。夏の全国大会で東京に行った時、スカイツリーと東京タワーに行ってきたのですが、その帰りにどうせなら全国のタワーをめぐってみたら?という話になったんですよ。それで、先月の盆休みに名古屋のタワーに登って来たんだとか。そういうのを聞いて私もちょっと何かをめぐってみたくなったんですが、できれば人とは違うことをしたい。ということで、自分の名前にある一字「」に由来のある場所を巡ることにしました。たとえば、阪急電車の創業者・小林一三の雅号が「翁」なので、逸翁美術館とかですね。他にも、横浜にある見駅、お相撲さんのノ城関の湊部屋、静岡にある平安時代の書の名人・橘勢の神社、京都にある無添加調味料やお惣菜を取り扱う「京」、演歌「孫」で有名な山形の大泉郎などなど…。探せばいくらでもありそうですが、わざわざ行くのもたいへんなので、近くを通ったついでに寄れたらいいかなと思います。私の苗字はどこにでもあるようなものですが、名前にけっこうパワーのある漢字を使ってくれたので、そのへんは両親に感謝ですよね。ちなみに、私の名前、どこかの俳優と小説家の一字ずつを取って付けた名前だそうですが、その人たちゆかりの地もたどってみたいです。よければみなさんも、自分の名前をめぐる旅をしてみてくださいね。

9月11日 意外と暑くてバテた東中本練習

仲が悪いほど

ながらく更新を途絶えてしまいましたが、苦情はうちの会社に言ってくださいね。仕事の締め切りが重なって休日出勤だの深夜残業だの、このところは「仕事する→帰る→寝る」のヘヴィローテーション(怒)。そんな生活をしていたところ、同じく厳しい締め切りに追い立てられていた同僚のMさんが、心温まる話をしてくれました。Mさんには年頃の娘さんが2人いるのですが、下の子がMさんのダンナさん(つまりお父さん)とものすごく仲が悪いそうです。まあ、思春期の真っ只中の父娘関係なんてそんなものですよね。で、8月の上旬にあった淀川の花火大会に家族4人で行くことになったんですが、ダンナさんだけ仕事の都合で遅れてくることになったんです。ところが、待ち合わせの時間になってもダンナさんが来ず、連絡もまったく返ってこない。もう母娘3人だけで花火を見ようかという話をしていたら、仲が悪いはずの下の子が「絶対ダメ!パパひとりで花火とかかわいそうやん!」と半べそをかきながら何度も何度もダンナさんに電話をかけて、なんとか連絡がとれたそうです。どうやら花火の混雑で携帯がつながらなかったみたいですが、彼女の執念のおかげでそのあと無事に親子4人で仲良く花火が見れたんだとか。普段仲が悪くても、本当はね、ちゃんと思ってくれてるんですよ。「仲が悪いほど、想いが強い」ということなので、そういう人ほど後でめっちゃ仲良くなったりしますもんね。なので世の中のお父さんたちも、あきらめずに娘さんたちを大切に大切に育ててくださいね(笑)