自分たちの野球
日曜日は関西大会の最終戦、百戦錬磨のオール兵庫さんと試合でした。残念ながら結果は敗退でしたが、でも荒削りながら善戦したと思います。試合ごとに若いメンバーがチカラをつけてきて、とくにこの試合は思う存分「自分たちの野球」を表現できたのではないでしょうか。うちはめちゃくちゃ上手いわけでもないんで、エラーや失敗は決して少なくないんです。でも、その時の雰囲気をどう変えられるか、ということに関してはズバ抜けて上手いところがある。誰かがミスをしても味方から楽しいヤジが飛んでくるのは不真面目に見えるかもしれませんが、実はその人がミスに捉われずに次のプレーへ、次のプレーへと集中できるというスポーツ心理学的にも効果のある対応です。今回はそういう場面が随所で見られて、「That’s 大阪アッフェ」な試合だったなと感じました。仲間がミスしてイライラするのなんて簡単なことですが、そうではない方法で試合の流れを自分たちへ呼び込めるなら、私はそちらを選びます。これからもうちのチームはたくさんミスをするんだろうと思いますが、そのたびに何度だって取り返してやる、そう平然と言ってやれる“ココロの強さ”を持てるようになったら、「全国大会に行くチーム」ではなく「全国大会で勝てるチーム」になれるんでしょうね。本当に今大会では、試合を重ねるたびにチームが成長していく姿を目の当たりにできて感動しました。何より、うちの若い連中を全国大会に連れて行けるのが嬉しくてたまりません。たくさんの人に感謝して、全国大会では大阪アッフェというちょっとおもろいチームを、全力で表現しに行きましょう!
2016年5月18日 12:48 | カテゴリー:逸球入魂コラム