他から見れば
9月も下旬なのになかなか暑さが厳しいですが、うちの会社もおかげさまで厳しい締め切りに追われ続ける毎日です。本当に1日でいいから、漫画喫茶にこもってダイヤのエースを読みふけりたい、そんなしょーもないことを熱望しています。さて、このクソ忙しい時期に会社で勉強会というものがありまして、そのあとの懇親会の席でうちの社長が興味深いことを言っていたんです。「他の会社の人から言わせると、うちの会社はとても面白いことに取り組んでいるらしい。この規模の小さな会社では珍しいそうだ」ということです。まあ、普通の印刷会社なんですけど、プロジェクトチームが3つくらいあって新商品やサービスを開発してるんです。通常業務の他に取り組んでるのでなかなかハードなんですが、確かに他の会社から見たら魅力的なことなのかなあと感じた次第です。よく言われることですが、自分が所属している組織を客観的には見られないので、その良さや魅力というものに気づかないことがあったりしますね。他の人から言われて、ああ、そうなのか、とはじめてわかったりします。野球のチームでも同じだと思うんですが、もし機会があれば、他チームの人に自分のチームの魅力を聞いてみてくださいね。自分のチームの良さを自覚するほどに、メンバーの魅力を知るほどに、もっとずっと勝利に近づくはずです。良さを知り、良さを伝え、良さを発揮する、ひょっとしたら単純なことなのかもしれません。もし何かに行き詰まったときは、「他人が知ってる自分の魅力」を教えてもらってくださいね。
2016年9月29日 22:47 | カテゴリー:逸球入魂コラム