コロナに学ぶ
どうしてだろう、この自粛期間中は無限に時間があったのに、ここの更新をすっかり忘れていました(笑)。やる気がないわけじゃなくて、自由な時間をすべて筋トレに費やしてしまったのです。おかげさまで、ほんのちょっとだけいいカラダになりました。でも、なぜか体重が増え続けてたんですよね。これではいけないと思って、自宅(阿倍野区)から実家(堺市北区)までウォーキングすることにしたんです。約7kmほどですが、まあ坂とかもないので余裕だろうと思っていたんですが。いざ始めたら全然たどり着かない!結局、寄り道しながらぶらぶら歩いたので2時間近くもかかりました。しかも、歩くことで何かすばらしい発見があるんじゃないかと期待したんですが、一人でただひたすら歩く、という行為が「時間がもったいない」と感じたんですよね。その時に、ああコレか、と思ったんですよ。歩く時間すらもったいないと感じるとは、今までどんだけセカセカ生きてきたんですかね。自粛前は、仕事も野球も本当に忙しくて、ほんの少しでも自分の時間を作ろうと必死になってました。そういうクセが抜けないし、そういう生き方をしてきたんですよね。この自粛期間中、仕事や野球から少し離れて、人と会えない寂しさはありましたが、自分の時間をこんなにもたくさんもらえて、ゆっくりのんびり過ごせてすごく楽しかったです。また、この期間に家族が入院したこともあって、家族のことや自分のことをこれでもかというくらい考える時間も作れました。コロナのせいで大変な目にあってはいますが、私の中ではちょっとした革命が起きた気分で、そこだけはよかったかもしれません。ともかく、練習も再開するし、仕事も忙しくなるので、また慌ただしい日々が戻ってきそうですが、人間には自分のためにゆっくり過ごす時間が時には必要なんだと肝に銘じて生きていきます笑
2020年5月30日 22:43 | カテゴリー:逸球入魂コラム