思い出メシ
先日、洗濯機が壊れました。えらいこっちゃ!となったんですが、保証に入ってたので本日あっさり修理してくれました。ありがとうパナ○ニック、ありがとうヨド○シカメラ。やはり大きなものを買うときは大手に限ります。で、修理に来るまで実家で洗濯してもらうことにしたんですが、水曜日に実家へ戻った時に、ふとその日が祖母の命日だと気づきました。おばあちゃんはとても温厚で、たくさんの人に愛された人なんですが、その人柄を神様がわかってくれていたのか、桜が満開の時期に天国に行きました。なので桜が見頃になると、いつもおばあちゃんのことを思い出します。子どもの頃は、おばあちゃんとはたまにしか会わなかったので、いつも会うたびに最初はモジモジしちゃうんです。でも、一気に距離を縮めてくれる魔法のアイテムがありました。それがおばあちゃんの煮豆。大豆を甘辛く煮込んだものなんですが、これが本当に美味くてね!!本当に大好物でした。おばあちゃんの家の玄関を開けて、台所の横にあるちゃぶ台にできたてホカホカの煮豆を見つけたら「やった!!」っていう気持ちになったことを、今でも鮮明に思い出します。真っ白いご飯に豆をいっぱい乗っけて、ガツガツ食べるのが本当に美味かった。あれがあったら何杯でもご飯を食べられましたね。本当に美味かった。でも、おばあちゃんの作る煮豆はもう食べられないんだなと思うたびに寂しく感じます。そういえば、ちゃんと「おばあちゃんの作る煮豆が大好きだ」と伝えずじまいだったんですよ。なので、みなさんももし自分の思い出メシがあれば、そしてそれが大好きだと伝えることができたら、早々に伝えておいてくださいね。私は孝行もせずにロクでもない孫だったので、毎年桜を見上げてはトホホと後悔ばかりですよ。
2018年4月7日 14:02 | カテゴリー:逸球入魂コラム