大切な人
年の瀬迫り、いつものごとく1年を振り返り長々と書くときがやってきましたが。
今年は、こんなにも悲しいことがあるのかという出来事があって、相当こたえました。いつも偉そうにアレコレ書いていますが、本当に悲しいときは、どう書いていいかも、どう表現していいかもわからなくて。何を書いても薄っぺらくなりそうで、それはとても失礼な気がしたんです。あいつがずっとがんばってきたことは、私がどうやっても言い表せないほど尊いことで、守られるべきものだと思うんですよ。だからもう、なんか言葉がなくて、ただずっと忘れないようにと思うばかりです。
でも、ひとつだけわかったことがあるんです。それは、みんな「誰かにとっての大切な人」であって、そしてそれは「自分」もなんだということです。ムチャな生き方をして、私のことを想ってくれてる「私の大切な人たち」を悲しませるようなことは、とてもできない。だからこそ、自分のことを大切にしないといけないんだと、思い知らされました。本当に、家族や仲間のこと考えるとね、働き方も変えて、ちゃんと人間ドックにもいかないと。
今年を振り返ると、あまりにさよならが多すぎてガックリきたんですが、でもそれ以上に人の優しさに、これでもかと触れることができて救われました。野球は、アッフェは、いいですね。誰かがピンチのときは、みんながすぐ駆けつけてくれて、ほんまありがとうって思う。だからこの場所をちゃんと続けていこうと、強く強く、強く決意した1年でした。
2023年はお別れがたくさんあった年ですが、新しい出会いもたくさんあって、またワクワクするような未来が待っている予感がしています。2024年も、たくさんの人とつながっていける場所にできるよう、みんなでがんばっていきましょう。
それではみなさま、今年もたいへんお世話になりました。どうぞ、よい年をお迎えください。
2023年12月29日 00:00 | カテゴリー:逸球入魂コラム