逸球入魂コラム

現代用語の基礎知識

前回、月イチ更新を守ろうと心に誓ったものの、やっぱりギリギリになりますね。書く練習をしておかないと仕事に支障が出るので、なんとか継続しなければなりません。というのも(たびたびここで書いておりますが)ワタクシ、印刷会社のデザイン部門に所属しておりまして、毎日たくさんの記事を取り扱います。ゆえに「文章を書く」ことによって「校正力を養う」っちゅうことをしております。読むのも大切なんですけど、書くことで「この言葉の使い方は正しいのか」という疑問がわいて、調べたりするんですよ。それで知識を付けていくということですね。
ところが最近、SDGsやらダイバーシティやらサステナブルやらDXやら、聞きなれない単語がたくさん出てきていちいちその意味を調べないといけなくて大変です。そもそもSDGsという略語を英語でフルで言えますか?その意味も正確に言えます?私はGoogleさんでオニ検索を繰り返して、最近ようやく言えるようになりましたけど、少し意味を取り違えて使っている方もたまにいるので、公式の文章を出すときは気を付けてくださいね。エコ的な意味だけではないですよ。
そしてさらに難しいのが「ジェンダー」。調べたら「性別に関する社会的規範と性差」っぽいです。生物学的な男女の差ではなく、社会的な性差という感じですかね。今の日本では「女性の社会的立場の改善」みたいなことで多く使われてる気もしますが、例えば「男のくせに化粧するな」とかの案件もジェンダーに関することになります。でも、それは「ダイバーシティ(多様性)」とはまた違う話なのか??となって、毎日混乱するばかり。女子野球やってるんで、この辺の言葉はちゃんとわかっていないといけない気がしますが、難しいですね。
そういえばなんですけど。女性がやってる野球を「女子野球」と言いますが、男性がやってる野球は「男子野球」とは呼ばず、単に「野球」のままですね。ほかのスポーツでは、男子バスケ・女子バスケ、男子バレー・女子バレーと普通に呼んだりするのになと、ふと思った酷暑の一日でございます…。

はじまり

わたくし、ここをかれこれ20年ほど書いていますが、前回ここを書いたときにかつてないほどスラスラと書けて自分でも驚きました。まさに神回「個人参加型ベースボール」。すなわち神様が、そういうことに取り組みなさいと言ってるんですね。きっとあの日は自分にとって、何かを始める特別な日だったんでしょう。一生忘れない。そして、神回の後はよくあるスランプで、まったく書けなかったです笑。とりあえず、カントクと1ヶ月アレコレ話しながら、何ができるかとか、どこから手をつけるかとか、本当にムリなく運営できるのかとか、個人参加型の仕組みを模索することから始めました。まずは自チームで始めるとして、昨日がその1回目でしたが、働いてるといろいろ難しいなぁというのが実感です。今は始まりの始まりくらいですね。まあでも、野球は上手い人だけのものじゃないので、野球が好きなたくさんの女性がプレーに関われるように、Baseball 5(5人制の手打ち野球)なども取り入れて、いろんな人に助けてもらいながらぼちぼち試していけたらいいですね。人は自分の「居場所」が多ければ多いほど幸福度が高いそうで、ここが誰かにとってそういう気軽に楽しめる場所の1つになればいいなと思っています。そういえば、少し前に私たちの仲のいい友人が新天地に行きましてね。ちょっと会うのが難しいところなので、この取り組みをチラッとでも見てからにしてほしかったですが、あいつのことなのできっとあっちでもバリバリ活躍していることでしょう。応援しています。まぁ、正直すごくすごく悲しいですが、悲しいことをただ悲しむだけで終わらせる気は、私もみんなもサラサラないので、アッフェの底力を見せつけてやりますよ(ムリせずできる範囲で笑)!人生は、サヨナラから始まることがたくさんあるらしいので、きっとこれからだ。本業アッフェも含めて全力でがんばります(ムリせずできる範囲で笑)!

これなんだと思う

ここを更新しなきゃ。そう思いながら放置していた先月末、カントクの知り合いのSさんが見学に来られました。女子フットサルで知り合ったそうですが、Sさんは「個サル」といって、個人参加型のフットサルを運営されてるそうです。個人の参加者をネットで募集して、指定した日時に施設に来てもらって試合などをするんだとか。その日に初めて会う方も多いらしいのですが、このシステム自体はフットサル界では珍しいものではないそうです。また、Sさんは初心者の女性に指導するなどフットサルの普及に努めているとかで、その取り組みにたいへん感銘を受けました。
私も長年この女子野球界に生息していますが、競技人口を増やすためにSNSやイベントなどあれこれ取り組んではみたものの、大人の女性の野球人口はそうそう増えないんです。ここ数年は何がダメなのか考えていたんですが、これはきっと「自分たちの動き」が「野球をしたい大人女子」のニーズに合っていない、ということなんだと思ったんです。例えばうちのチームでいうと、医療や介護・福祉関係の職に就く人が多くて日曜が休みでなかったり、またはお子さんがいてガッツリとは関われなかったりということです。
でもそうであればですよ、「チーム所属」というしばりを外して、例えば平日でも日曜の夜でも気軽に野球をやりたい女性を集めて、個人参加型のキャッチボール会でもバッティング会でも、それこそ試合でも開催してみればいいんじゃないかと思うんです。ムリがなく、関わりやすく、始めやすく、続けやすい、そういうシステムこそが自然とスポーツを拡げていくように感じるんですよね。自然と人が集まってくる魅力的な場所、そんな「個サル」ならぬ「個ベス」(←ベースボールなので)をいつかつくってみたいなと思いました。
また組織としてでなく個人の有志と企画できればいいですね。日曜が仕事でも、結婚しても、子どもを産んでも、どんな女性でも手軽に野球ができるように、ずっと続けられるような持続可能な仕組みをつくれたらいいな。そしてそれが全国に拡がっていけばいいですね。とりあえずはOGや元・連盟所属者を集めることからはじめてみようかな…。

越冬

IMG_0091みなさん、覚えておいでだろうか? この「全身着る毛布」のことを。昨年のことですが、物価も電気代も上がってきたし、この冬はコレで節約しようと購入したんです。が、「暖房をつけずに行けるところまで行く!」と決めたものの、新年早々にコロナにかかってしまい…。7日間、家に全力で引きこもったので、目ん玉飛び出るくらいのとんでもない電気代になりました笑。普段、あまり家にいないので暖房をつけるとしても2〜3時間くらいだったんですが、さすがにコロナ時は病気だし悪寒もするし、1日中ずっと暖房をつけて過ごしたら7日間でいつもの1ヶ月分くらいの電気を使っていて…。げに恐ろしや。そんなわけで、体調が回復した2月、前の月に差し出した高額な電気代を取り返すべく、この全身毛布で暖房をつけずに乗り切る作戦に出たのです。そして、2月の1ヶ月間、なんと1回も暖房をつけずに本日3月1日を迎えることができました!祝!やると決めたら絶対にやり通すO型気質が幸いして目標達成!そもそも、この時期は忙しくてほぼ会社に住んでるようなものなので、暖房は使いません。家に帰ってからも、2時間程度ならこの全身毛布で十分しのげるので問題なし。しかも休みの日に1日中着ていてもずっと暖かいので、これはかなりのスグレモノ。よく考えたら暖房っている?もういらなくない?と思うくらいでしたよ。このまま酒と筋トレと全身毛布があれば、3月も過ごせそうな予感。よし、残りあと1ヶ月、暖房ナシで越冬してみせるぞ!(※来客のときは暖房つけます)

全力で駆け上がれ!

コロナ明けに開放気分ルンルンで会社に行ったら、今期の経営指針が発表され、我が社のSDGs(れくらい・うにか・んばらんかい「目標」たち)でてんこ盛りになってて、再び体調不良になりました笑。その中にWEB分野もあったので、また勉強し直してここもスマホ対応にするつもりです。たぶん。
さて、タイトル。わたくし通勤でチャリンコを使っています。とある保険会社の「健康であればあるほど褒美をくれてやるぞプラン」に加入していて、引っ越した際にわざわざ会社からやや遠い場所を選びました。で、チャリ通勤で毎日運動を課してるのですが、この通勤路にはものすごい坂道があるんです。健康維持するためやむなし、と勢いをつけて全力で登っているのですが、そこでいつも困ったことに遭遇します。それが宿敵「電動自転車」の妨害。電動自転車はある程度スピード出ないように設計されているため、坂道を登るときもわりとゆっくりめ。その電動自転車が前を走っているとそのゆるゆるスピードに合わせなければいけないんですが、ノーマル自転車がそれに合わせて登るとこの坂の頂上までもたない。立ち漕ぎを余儀なくされるか、足を着いてしまうか、という事態になるんです。なので、電動自転車をご使用になっているすべての人にお伝えしたい。急な坂道では必死こいてるノーマル自転車が横から追い抜けるスペースを確保してほしい。それがムリなら、制限速度の範囲内で安全かつ全力でスピーディーに坂道を駆け上がってほしい。ゼーハー言ってるノーマル自転車を後方に見かけたら、お気遣いいただけますようお願い申し上げます。

学んだこと

2023年もスタートして20日が過ぎましたが、ワタクシ新年早々に新型コロナに感染して長らく自宅療養で監禁されておりました。いやはや、噂には聞いていましたがこれはなかなか大変でした。ノドも鼻もとんでもないことになったので、そこそこツラかったです。療養期間中、外出できなかったんですが、その間に連絡くれたり、たくさんの食料を送ってくれたり、玄関前に置いてくれたみなさま、本当にありがとうございました。お気遣いあふれる優しい食べものばかりで、めちゃくちゃ助かりました!そういう人の優しさや温かさが嬉しくて嬉しくて、ココロに沁みた…。自分も誰かが困った時はすぐ動こうと決意!ほんまに感謝です。ところで、コロナのえげつない症状がおさまりかけた頃に「味覚障害」が出てきましてね。スープもコーヒーもアイスも、何を食べてもまったく味がしなくなりました。これが例の後遺症か!と思ったんですが、ふと「もらいもののレトルトの激辛カレーが残っていたな」と思い出したんです。ワタクシ、嫌いな食べ物がほとんどなくて、なんでも食べられるんですが「辛いもの」だけが苦手。なのでその激辛カレーだけがずっと残っていたんですが、いやコレは…食べるなら今じゃない?今こそじゃない?っちゅうことで、この味覚障害が出て味がわからん時にレッツ、イートすることに!!何も感じないから、液体と米のつぶつぶしかわからんだろう。っと、パクッと一口食べてどうなったかというと……ん?あれ?これは…ばっ、ばっ、ババ辛い!!辛い辛い!!辛いがなぁああああああーーー!!!いや、辛いというよりもう痛い!滝のように汗が噴き出し、コロナでやられまくったノドをこれでもかと刺激し、とんでもないことになりました。療養期間はおかゆとか雑炊とか優しいものを食べてたので胃腸もびっくりして、この後さらに大変なことに。コロナにかかっていろんな教訓を得ましたが、一番はこれだったな。「味覚障害でも、激辛、ダメ、絶対!!」

2023年プレイボール!

あけましておめでとうございます!
本年もどうぞ大阪アッフェをよろしくお願いします。
さて、本年も変わらず人数不足からのガクブルスタートですが、ここ数年は毎年のようにこの問題に直面しているような気がします。でも最近思うに、そもそも「ド根性でがんばって続けなければならない」というのも、好きなものや大切なものをたくさん持てる今の時代にはあまりそぐわない気もします。自分とは異なるいろんな価値感を認め合って、みんなが続けやすい活動とはどんなものなのかを腰を据えて考える時代なのかもしれませんね。
何より一番大切なのは、ここが、同じものを好きになった人たちがどんな形でも長くつながっていける場所でありつづけることなんだと思います。この年末年始、新旧たくさんのメンバーと過ごして自分がやるべきことがわかった気がしました。本当に感謝です。

それでは2023年プレイボールです!ダイバーシティでサステナブルな活動をめざしますので、応援よろしくお願いします!新しい出会いと懐かしい再会に期待しながら、これからも長く長くつながっていきましょう!

やり残してこその人生

毎年恒例の今年の「ひとこと」を書く時期になりましたが、こんなときくらいしかちゃんと1年を振り返らないので、これも良い行事かと最近は思います。さてタイトル「やり残してこその人生」というのが、2022年で私が最も心に残った「ひとこと」です。「おい!ハンサム」というドラマで出てきたんですが、『冷蔵庫のネギをジャストに使い切ることは難しい。むしろ使い切ることに縛られて、大切なことを忘れてはいけない』という話です。そこから転じて、誰にとっても中途半端に終わって後悔が残ることがある。誰にとっても必ず途中で終わりがくる。だからこそ、やり残しを恐れずにきちんと悩んで苦しんで「今」を生きよう。そんな内容だったと思います。ドラマはコメディなのでそれほど重苦しくはないのですが、真理をついたなという感想ですね。野球選手で「区切り」といったら「引退」ということになると思うんですが、やりきったと思って終われることもあれば、思いもよらないことで不完全燃焼のまま終わることもあるでしょう。私の場合は、キレイに終わろうとか、かっこよく終わろうとか、そんなことをやろうとしてもたぶんできない気がします。ボロボロになって思うようにできなくなっても、きっと悩みながら、迷いながら続けていくんだろうなと思います。ネギを上手に使い切れないように、私も自分の人生にうまく区切りをつけて生きていけるタイプではないので、だからこそ「やり残してこその人生」が響くんですね。後悔することはたくさんあるけど、それでも一生懸命生きろ、ということなのでしょう。野球に限らずですが、モヤモヤを抱えながら今の自分とちゃんと向き合って、もがいていきたいと思います。自分に、もがいて苦しんで後悔できる機会が与えられるだけ、本当にありがたいことだ。
それではみなさま、2022年もたいへんお世話になりました。この年はアッフェも関西大会などで活躍でき、応援してくださったみなさまに心から感謝申し上げます。2023年がみなさまにとって心温まる1年になりますように。

節約

IMG_0091いつもまでもイオンへの不満を載せていても仕方ないので更新ですね。最近、健康診断の結果が出たんですが「デブ、そしてストレスだらけ」という診断結果でした。ちっ、どうしろと言うんだよ。今回は16時間ダイエットでそこそこ体重を落とせたんですけど、15年前の健康診断結果と比べてみたら、なんとほぼ変わらず生活習慣病予備軍のままでした。なんや、ダイエットだの食生活改善だの、いろいろがんばってもさほど結果が出ないなら好き放題やってやる!ということで好きなものを食べまくってますが、ここ半年ほどでものすごい物価が上がりましたね。光熱費も上がってるし、マンションの修繕費も上がるし、値上げばっかりで中小企業の薄給ではキュウキュウと生活が苦しくなってきました…。どうするか、こんな貧乏人が削れる部分といえば食費、そして光熱費のみ。ということで、まずは電気代を節約するためコレ(写真)を買いました。全身毛布。この冬は、暖房をつけずに行けるところまで行く!という固い決意で買いましたが、この「全身着る毛布」もそこそこの値段がしたので、そもそも節約になっていないかもしれん。そんな疑問を持ちつつ、ここ数日、使い込んでますがすっごい暖かい!これは確かに暖房いらず。久々に実用的でいいもの買いました。ただ、トイレ時の脱着がめんどくさいです。一応おしりのところにチャックが付いていて、トイレ用にオープンできるんですが、やはり着たままのアウトプットは若干リスキーなのでいちいち脱いでいます。とはいえ、今までいろいろ買った物の中でもっとも暖かく便利なアイテム!!もしこの冬節電を考えている方はご検討くださいませ(そこそこ高いですよ)。

誰のポット?

またも久々の更新となりますが、7月〜10月までとんでもなく忙しくて、今日健康診断に行ったら「脈に異常がっ!」って言われたよ。そら、あんだけ働いて野球もしてたら脈も狂うわ。来年から、野球も仕事もちょっとずついろいろ控えていこうと決意しましたよ。そしてちょっと余裕ができたら書いてやろうと思っていた案件があるんです。それは夏前に、いきなり身に覚えのないポットが送られてきた事件。送り主も届け先もワタクシ、でも電場番号は別の人のもの、着払いでもありません。注文した覚えもないし、「???」と思って、購入先のイオンオンラインスタイルとかいうネットショップに連絡したら「着払いで送り返せ」とのこと。このコロナ禍で「送りつけ商法」とやらが流行ってますが、それでしょうか。この場合、身に覚えのない商品はソッコー捨てていいらしいのですが、誤配かもしれないので送り返すことにしました。で、このときイラッとしたのがイオンの対応。誤配なのか、送りつけ商法なのか、一体どうなってるのか聞いても答えられないの一点張りで、「おめーのクレカが不正使用されてんじゃないの」的な定型文だけ送ってくるという対処。でもカード関係を全部調べても不正利用の痕跡はゼロだったので、こちらではなくそちらの問題でしょ。ポット買って金払った奴を調べたらいいだけだと思うんですけど、ま、個人情報がうるさいご時世なので言えないことはあるんでしょうね。でも、誤配かどうかだけでも教えろよ。ともかく、どうみてものマニュアル通りのテンプレ文の連発や、早く終わらせたい感がにじむ対応に、大手イオン様の不誠実さを感じた一件です。業務スーパーで不良品でトラブったときなんか、ものすごいスピードで電話かかってきて誠実に対応してくれたけどね。これからも業スー愛を貫こう。