逸球入魂コラム
前回から更新がえらくあいてしまい申し訳なく思っていますが、めちゃめちゃやる気はあるんです。ただ、いろんなことに追われて追われて「ヒマになったら更新しよう」なんて考えているとこういう事態を招くわけですね。ということで追われ続けた2016年も11月となり、改めて今年一年を振り返ってみると、やっぱりひたすら忙しかっただけやなあと思います。仕事でヘロヘロになって帰宅して、玄関を開けると家事がてんこ盛りになってて、おまけに部屋が荒れ放題。そんな毎日でございました。なんとかこのくだらない生活の悪循環から脱出するきっかけを作らなければ、と思っていた時に思い出したのが「新しい靴」です。半年ほど前、うちのチームのTSKコーチが「靴はいつも新しい方が運気が上がるんです。新しい靴をいくつか買って、毎日ローテーションで履くといいですよ」と言っていたんです。ということで、ものは試しに新しい靴を買って1週間ほど履いてみてるんですが…、なるほどこれはいいかもしれません。長らくトラブっていた仕事が一気に解決したり、後輩からイベントのチケットをもらったり、探していたものがみつかったり。足元が新しくて気持ちがいいので、いろんなことが前向きに思えるのかもしれませんが、靴を新しくするだけでけっこうココロが軽くなりますよ。よかったらみなさんもお試しくださいませ。
2016年11月18日 01:17 |
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以前にもご紹介したことがあると思いますが、会社の近所にとてもよく「当たり」の出る自販機があります。私はよく利用するのでとてもよく当たりますが、私と同じように買っている先輩はめったに当たらないんだそうです。どうやら私はサンガ○ア自販機に選ばれし者のようですが、先日、先輩が嬉しそうに「やった!当たりが出た!」と部署に戻ってきました。おっ、それなら私も当たるかも、と翌日に根拠のない自信に導かれるまま買いに行ったら、なんと!当たりました!いやいや、やはり私は『サ○ガリア選ばれし者ランキング』でも上位にいるんでしょうね。ところが数日後、お茶がなくなったので買いにったら、なんとそこでも当たりが出たんです!!さすがに2回連続で当たるのはコワくなりますよね。でも、課長の話によると日本人はラッキーなことがあると「ああ、ここで運を使い果たした!」と考えてしまうんだそうですが、欧米では「もっといいことが起こる!」と前向きな気持ちになるんだそうです。ふーん、そうなのか、じゃあ逆にもっと攻めの気持ちで行こう!と宝くじを買ったら、まさかのまさか!当たりましたよ1万円!!たしかに前向きな気持ちでいた方が次の行動を起こしやすいし、それゆえにチャンスが広がるということなんですね。夢を見なければ、夢さえ始まらない、というところでしょうか。みなさんも、何かイイコトがあったらいつもより積極的になってくださいね。
2016年11月1日 20:15 |
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最近、「地味にスゴイ」という校閲ガールのドラマが話題になっていますね。主人公が思いもかけず出版社の校閲部(文章の間違いを訂正する部署)で働くというストーリーですが、ワタクシも印刷会社の制作部に勤めているので、3分の1くらいそのような仕事をしています。字の間違いだけでなく、たとえば1つの本に出てくる「取り組む」という言葉が「取組む」「とり組む」「取りくむ」「取組」「とりくむ」などのように表記がバラバラの場合、いずれかに統一するよう指摘を入れたりします。また、みなさんがよく使う「グラウンド(運動場)」という言葉、「グランド」と書かれる場合がありますが、「グランド」の本来の意味は「壮大な」とか「豪華な」という意味なので、こういう言葉の指摘もします。他にも「ボウリング(ボールでピンを倒すスポーツ)」と「ボーリング(円筒状の穴を掘ること)」の違いを指摘したり、重箱のスミをつつくような仕事をしているわけです。時には1万人分の名簿を作り、氏名が一言一句まちがっていないかチェックすることもありますよ。そんな仕事でヘロヘロになって帰ってきてあのドラマを見ると、家でも仕事をしてるような気になってめまいがします。めっちゃおもしろいんですけどね(笑)次回の内容で『シール』と聞いただけで、「ああ、訂正シールを徹夜で貼るんだな」とわかってしまいますし、「大きい文字ほど見逃すんだよね」の名言は共感を呼んだにちがいありません。誰もが経験したことのあるエピソードばかりで、同業者のみなさんは涙なしには見られないんじゃないでしょうか。ともかく、このような地味な仕事にスポット当てていただいてうれしい限り。みなさん、あのドラマを見たあとは、出版・印刷業界の人にちょっとだけ優しく接してくださいね。
2016年10月21日 00:05 |
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ここ1カ月ほど、公私ともになかなか過酷な激務が続いておりまして、ココロがぽっきり折れそうな感じですが、先日、仕事で興味深い言葉を見つけました。「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かず」海軍大将・山本五十六の有名な言葉ですね。人を育てる上での戒めだと思うんですが、実はこれ、続きがあるんです。私も知らなかったんですが、次のような言葉です。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」なるほどなぁと思いました。特に『やっている姿を感謝で見守って』の部分ですが、「あー、できてへんよな、自分」と正直ヘコみました(笑)やって当たり前とか思って、人に対する感謝の気持ちを、ときどき忘れてしまってることがあるように思います。なんか恥ずかしいし、本当に申し訳ない。ちゃんと、ありがとう、とは思っているんですけどね。でも自分にちょっと足りないところをチクリとやられた気がしています。みなさんもちゃんと持ててますか?感謝の気持ち。思い当たるフシがあれば、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてくださいね。
2016年10月14日 12:41 |
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ワタクシ印刷会社の制作部で働いていますので、ごくまれに自分の作ったチラシなどが駅前などで配られていることがあります。ただ、興味のないチラシは捨てられる運命でくちゃくちゃに丸められて道の片隅に落ちてたりもします。それなりに思い入れがあって苦労して作ったチラシだと、そういうの見ると心がチクチクしますね(笑)せめてゴミ箱に捨ててくれって思いますが、今週末に開催される女子野球のイベントも連盟スタッフたちの執念がこもっていますので、その思いがくちゃくちゃに丸められて道端に捨てられないようにがんばりたいと思います。というワケで、この場を借りてそのイベントをご紹介しておきましょう→10月9日(日)に高槻市の古曽部防災公園野球場で『関西女子野球フェス2016』を開催します!関西大会の準決・決勝のほか、体力測定ゲームやコイン落しゲームなどもありますので、よかったら遊びに来てください。ジュニア、大学、一般のチームも集まりますので、女子野球チームに入りたいと考えている女性もぜひ足を運んでくださいね。ブースに募集チラシなどが置いてありますよ。さて、なぜこのようなイベントを開催するかというと、ジュニア、大学、一般がバラバラに活動するのではなく、互いに交流を持ち、一緒に関西の女子野球を盛り上げていこう、という思いからです。若い子たちが大人になってもおばあちゃんになっても当然のように野球を楽しめる、そんな未来への一歩として開催いたします!今回はうちの会社もちょっと協力してくれて、そういうキモチが嬉しかったりしますね。なんとかこのフェスを成功させて、女子野球をたくさんの人に知ってもらいたいです。どうぞみなさまも、私たちの活動を応援してください!
2016年10月6日 12:30 |
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9月も下旬なのになかなか暑さが厳しいですが、うちの会社もおかげさまで厳しい締め切りに追われ続ける毎日です。本当に1日でいいから、漫画喫茶にこもってダイヤのエースを読みふけりたい、そんなしょーもないことを熱望しています。さて、このクソ忙しい時期に会社で勉強会というものがありまして、そのあとの懇親会の席でうちの社長が興味深いことを言っていたんです。「他の会社の人から言わせると、うちの会社はとても面白いことに取り組んでいるらしい。この規模の小さな会社では珍しいそうだ」ということです。まあ、普通の印刷会社なんですけど、プロジェクトチームが3つくらいあって新商品やサービスを開発してるんです。通常業務の他に取り組んでるのでなかなかハードなんですが、確かに他の会社から見たら魅力的なことなのかなあと感じた次第です。よく言われることですが、自分が所属している組織を客観的には見られないので、その良さや魅力というものに気づかないことがあったりしますね。他の人から言われて、ああ、そうなのか、とはじめてわかったりします。野球のチームでも同じだと思うんですが、もし機会があれば、他チームの人に自分のチームの魅力を聞いてみてくださいね。自分のチームの良さを自覚するほどに、メンバーの魅力を知るほどに、もっとずっと勝利に近づくはずです。良さを知り、良さを伝え、良さを発揮する、ひょっとしたら単純なことなのかもしれません。もし何かに行き詰まったときは、「他人が知ってる自分の魅力」を教えてもらってくださいね。
2016年9月29日 22:47 |
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先日、うちのチームのジャイ(というあだ名です)が「タワーめぐり」を始めたそうです。夏の全国大会で東京に行った時、スカイツリーと東京タワーに行ってきたのですが、その帰りにどうせなら全国のタワーをめぐってみたら?という話になったんですよ。それで、先月の盆休みに名古屋のタワーに登って来たんだとか。そういうのを聞いて私もちょっと何かをめぐってみたくなったんですが、できれば人とは違うことをしたい。ということで、自分の名前にある一字「逸」に由来のある場所を巡ることにしました。たとえば、阪急電車の創業者・小林一三の雅号が「逸翁」なので、逸翁美術館とかですね。他にも、横浜にある逸見駅、お相撲さんの逸ノ城関の湊部屋、静岡にある平安時代の書の名人・橘逸勢の神社、京都にある無添加調味料やお惣菜を取り扱う「逸京」、演歌「孫」で有名な山形の大泉逸郎などなど…。探せばいくらでもありそうですが、わざわざ行くのもたいへんなので、近くを通ったついでに寄れたらいいかなと思います。私の苗字はどこにでもあるようなものですが、名前にけっこうパワーのある漢字を使ってくれたので、そのへんは両親に感謝ですよね。ちなみに、私の名前、どこかの俳優と小説家の一字ずつを取って付けた名前だそうですが、その人たちゆかりの地もたどってみたいです。よければみなさんも、自分の名前をめぐる旅をしてみてくださいね。
2016年9月16日 07:39 |
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ながらく更新を途絶えてしまいましたが、苦情はうちの会社に言ってくださいね。仕事の締め切りが重なって休日出勤だの深夜残業だの、このところは「仕事する→帰る→寝る」のヘヴィローテーション(怒)。そんな生活をしていたところ、同じく厳しい締め切りに追い立てられていた同僚のMさんが、心温まる話をしてくれました。Mさんには年頃の娘さんが2人いるのですが、下の子がMさんのダンナさん(つまりお父さん)とものすごく仲が悪いそうです。まあ、思春期の真っ只中の父娘関係なんてそんなものですよね。で、8月の上旬にあった淀川の花火大会に家族4人で行くことになったんですが、ダンナさんだけ仕事の都合で遅れてくることになったんです。ところが、待ち合わせの時間になってもダンナさんが来ず、連絡もまったく返ってこない。もう母娘3人だけで花火を見ようかという話をしていたら、仲が悪いはずの下の子が「絶対ダメ!パパひとりで花火とかかわいそうやん!」と半べそをかきながら何度も何度もダンナさんに電話をかけて、なんとか連絡がとれたそうです。どうやら花火の混雑で携帯がつながらなかったみたいですが、彼女の執念のおかげでそのあと無事に親子4人で仲良く花火が見れたんだとか。普段仲が悪くても、本当はね、ちゃんと思ってくれてるんですよ。「仲が悪いほど、想いが強い」ということなので、そういう人ほど後でめっちゃ仲良くなったりしますもんね。なので世の中のお父さんたちも、あきらめずに娘さんたちを大切に大切に育ててくださいね(笑)
2016年9月9日 01:41 |
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全国大会終わってから、結局スケジュールがぎゅうぎゅう詰めの毎日で完全に夏バテ気味ですが、先週20~21日に和歌山へ合宿に行きました!2日目は昼から片男波の海水浴場へ行くのが恒例ですが、そこでちょっと興味深いコトがあったんです。みんなが遊び終わってシャワーを浴びているときに、車の前で荷物番をしていたんですが、隣に停めてある車にゾロゾロと人がたくさん集まって来たんです。なんだろうと思って見ていると、どうやら大学生くらいの若い男の子が15人くらい、みんなで遊びに来ていたようなんです。あの年頃の男の子が集団で遊びに来てるのが珍しくてそっと聞き耳をたてていると、リーダー格の子が誰がどの車に乗って帰るかを指示していました。ところが、そのうちの一人が「え~!オレまた一番後ろの席やん…」と不満を漏らしたんです。きっと彼は来る時も、荷台ような狭い席に長時間押しこめられて来たんでしょうね。ちょっとモメるかな〜と見ていると、リーダーの子が「もう、それは今言わんとこ!」とやや強い口調でたしなめ、みんなをテキパキとまとめてあっという間に帰って行きました。男の子の集団はこんな単純なコトバでまとまんのかとちょっと微笑ましい気持ちになりましたが、確かに「もう、それは言わんとこ!」と思う状況にはよく出会いますよね(私自身もそう思わせてしまう言動を多々してるんでしょうが…笑)。でも、その言葉をためらいなくスッパリ言ってしまえる彼の潔さやリーダーシップが、ちょっとうらやましくも思えました。もちろん、感情豊かな女性たちには逆にあまり使ってはいけない言葉だなとも思いますが、それでも「もう、それは言わんとこ!」はしばらくお気に入りの言葉になりそうです。
2016年8月26日 23:55 |
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全国が大会が終わって数日、年々忙しくなっていく気がしますが、帰ってきてもいろんなことに忙殺されてご報告が遅れました。結果は初戦敗退、完敗でしたね。今ある現実を許せたり、許せなかったり、悔しくてたまらなかったり、前に進もうという気持ちになったり、今はそんな気持ちが繰り返すときだと思います。そういえば、帰阪した翌日に仕事のトラブルに巻き込まれて激怒していた同僚が、意外なことを言っていました。「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ」。怒っているのに冷静な人だな〜と思いながら聞いていたんですが、心理学の世界では有名な格言だそうで、うまくいかないことを他人のせいにするより自分を変えた方がよっぽど早く事態を改善できる、ということですね。なんかモヤモヤする、と感じることがあれば、ぜひまず自分を動かしてみてくださいね。さて、個人的に感じていることは、人もどんどん増えてきてようやくうちのチームもメンツが揃ってきたな、という手応えです。あとは、どんな体勢からでもヒットを打つイチローのように、どんな形でも、どんなに不調でも、どんな天候でも、自分たちの野球に持ち込んでしぶとく勝ちを引き寄せる「チーム力」を育てていく段階のように思います。一生懸命やってるときはわからないですが、ふと振り返ったときずいぶん高いところまで登って来たなと実感できる日が、もうすぐ近くにきている気がしますよ。
2016年8月12日 15:02 |
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