ナオミとカナコの功罪
唐突ですがみなさん、冬に放送されたドラマ「ナオミとカナコ」見ましたか?おもしろかったですよね!だがしかし。あの最終回の終わり方がどうしても納得できなかったんです!そういう方も多かったみたいですが、じゃあ原作はどうなんやろう、と思って購入することにしました。ところがAmazonで調べてみるとけっこう高い!そこまでして買うこともないかと思っていると、同じ時期に放送されていたドラマ「火村英生の推理」の原作本もオススメされてたんです。このドラマもおもしろかったので、ちょっと読んでみようとコチラの文庫本をKindle版で買いました。でも、これがいけなかった。この原作本、めっちゃおもしろいんです。推理小説で読みやすいのもあるんでしょうが、小説の舞台が大阪、兵庫、京都が多くてかなり馴染みのある場所が出てくるんです。特に大阪では、天王寺動物園、難波宮跡公園、淀屋橋のコインロッカー、豊里大橋、堺北署(旧)、伊丹空港の穴場スポット、守口駅と守口市駅、美章園、都島、南田辺、桃山台、高槻、泉北、弁天町、道明寺などなど…大阪府民ならば行ったことのある場所ばかりで事件が起こるんです。しかも作中で主人公の一人が夕陽丘に住んでるんですが、私の大学のツレも夕陽丘あたりに住んでいてよく遊びにいくので、知ってる場所の描写に一気に親近感がわいて、どハマりしました。ということで、菩提樹荘の殺人から読みはじめて、ほぼシリーズを読破。残すところあと3作品です。今やナオミとカナコの原作本を5〜6冊分買えるほどのお金をつぎ込んでいるので、良かったのか悪かったのかわかりませんが、とりあえず火村英生シリーズに出会えて満足しています!大阪LOVE、関西LOVEなみなさんは、よければ一度読んでみてくださいね。
2016年7月9日 13:17 | カテゴリー:逸球入魂コラム