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情報リテラシー

年末あれこれ慌ただしくて放置してしまいますが、2024年の締めくくりで書いておかなければと振り返ってみたところ、今年思い浮かんだのが「リテラシー」。最近よく耳にしますよね、「○○リテラシー」という言葉。直訳は読み書きする能力だそうですが、もっと今の言葉に訳すと「何かを上手に使う力」という意味らしいです。
ネットやSNSでたくさんの情報を手に入れることができるようになった昨今、よく聞くのが「情報リテラシー」です。これも「膨大な情報の中から、必要なものを探し出し、正しく理解し、活用するための能力」という解釈ですね。昔と違って情報がテレビや新聞から一方的に与えられるのではなく、今は自分の知りたい情報をSNSなどから自分で集められる時代です。逆に言えば、自分の知りたい情報しか手に入れない、もっと悪く言えば、自分の考え方や価値観に合う情報しか集めない、という状況に陥りやすいということです。「確証バイアス」というやつですね。もちろんテレビや新聞などのメディアでも見たいものしか見なければ同じことなんでしょうけども、SNSでは同じ考えを持つ人が集まることができるので、より偏った考え方を持つようになってしまいそうで、それは怖いなと思います。最新バッティング理論も、年末お掃除術も、芸能ゴシップも、兵庫県知事問題も、マイナ保険証問題も、アメリカ大統領選挙にしてもです。ゆえに偏った大人にならないように、情報を見極める「情報リテラシー」を身につけることが、これからは必要になると感じています。自分には常に確証バイアスが働いていて、偏った情報を集めがちなんだと自覚した上で、いろんなメディアを使うのがいいんでしょうね。とくに「○○ちゃんは○○○らしいよ」というウワサ話なんかは一番キケンな情報なのかもしれません笑。2024年はトラブルだらけで人間不信に陥りそうな一年でしたが、「情報」でなく「人」を見ることが大切と学んだ年末、少しだけアップデートできた気がします。

それではみなさま、2024年はとんでもなくご迷惑をかけ、とんでもない飛躍もあり、良いも悪いもたいへんお世話になりました。大阪アッフェを応援してくださったみなさまに心から感謝申し上げます。
2025年がみなさまにとって穏やかな1年になりますように。