大阪アッフェ情報

恥をかこう

毎日毎日、終わりの見えない仕事のプレッシャーで心が折れています。もう南の楽園とかに行きたいな…。ところで先日、電車に乗っているときにある出来事に遭遇しました。スマホでゲームをしていると、ふと視界の隅に挙動不審な人が映り込んできたんです。見ると、おじいさんが「くの字」にカラダを曲げた状態でフラフラ立っているんです。しかもたくさん席が空いてるのに座ろうともしない。何ナニ?酔っ払い?座りたくないのかな?と思いながら、周りの人も様子を伺っていたんですが、誰も声をかけない。え〜、誰か助けてあげてよ!と思ってたら、だんだん頭が床につくくらいカラダが曲がってきたので、さすがにアカン!と慌てておじいさんの脇を抱えて席に座ってもらいました。で、「大丈夫ですか?どこか具合が悪いんですか?」とおじいさんに再三聞いたんですが「大丈夫じゃ!」と突っぱねられるばかり(笑)まあ、大丈夫そうだったし、私は次の駅で降りなければいけなかったので、「何かあったら駅員さんに言ってくださいね」と伝えて降りましたが、人助けをしたのにナゼかちょっと恥ずかしい気分になりました(笑)なので翌日、会社の課長に「だいたい、近くにいる人が助けてよ。遠くの席の自分が走り寄って助けるっておかしくないですか?」とブチブチ言ったら「でも、わからなくはないわ。助けを必要としているかどうかわからないときは人は動けないものよ」とのこと。「私も妊婦さんと思って席を譲ったら、ただのふくよかな女性で、恥をかいたわ笑」なるほど、確かにそういうことがあるから躊躇するなと思っていたら、最後に課長が一言「でもね。見過ごして大変なことになるくらいなら恥をかこう、そう決めてるの」。そうですよね。ハートにずしんと響く言葉です。助けいたけど、いろんな気持ちがよぎってすぐに手を差し伸べられないとき、この言葉が迷いを断ち切ってくれそうです。結論、人を助けるときは「恥をかくかもしれないけど構わない」という勇気を持って全力で助けよう。そんな気持ちになった一件です。

5月13日 乾きたい in 古曽部防災公園(関西大会)

5月6日 「いつもどおり遅刻だよ」 in 真田山運動場練習

それを選ぶ

GW、みなさまいかがお過ごしですか?私はひたすら飲み歩いております。で、先日、大学時代の悪友と飲みに行ったんですが、社内で若手を育成するプロジェクトが始まったらしくて、何かいいアイデアないかと言われたんです。そうは言っても、うちの課では私が最年少のペーペーなので、あまり後輩を育てたことがない。会社のサボテンくらいですかね、育てたのは。ただ、野球では後輩だらけなので、「ペップトークがいい」と紹介しておきました。ペップトークというのは簡単に言うと「やる気を起こす言葉かけ」という感じのものです。数年前にメンバーのニャカイが教えてくれまして、なかなか効果がありました。でも、そもそもその人たちの間に信頼関係がないとペップトークをやってもダメな気がします。結局は、人と人との関係がすべて。どんなことがあっても、お互いが「信じる」という選択肢に1歩でも近づいていかないと上手くいかないことなんでしょうね。たとえば私は、あとカントクもそうだと思うんですが、チームで上の立場にいると、言わなきゃいけないこともあるんで、メンバーやチーム関係者全員から100%好きになってもらうのはそりゃ難しいのかなと思ってます。でも、私たちがみんなのことを好きでいることは100%できる、そんな気持ちでやってます。どんなにウザがられても、イラッとされても、残念ながら私は君たちのことが大好きなんでね、そこはあきらめて私に好かれてください(笑)ま、若手育成を「信頼関係」という精神論だけでまとめるのはムリがありそうですが、みんなからもし100%好かれなくても、みんなのことを100%好きでいることができるなら、それを選び続けましょう、ということですね。GW明けは新入社員が五月病で揺れ動くときですが、よければ先輩方はそんなところから始めてみてください。

4月29日 その傷のミステリーを追え in 今津運動場練習

4月22日 関西大会にもぐりこんで練習試合in古曽部防災公園

最大の武器を知れ!

本日、会社で勉強会があるので休日出勤でございました。基本的には社員で「自分や会社の自己分析する」という内容です。で、昔はこの勉強会にどんな意味があるのかイマイチわからなくて、勉強会後の打ち上げが楽しみ!という程度だったんです。ただ、この歳になってようやくその意味がわかってきました。というのも、これからの時代は、安価なネット印刷が普及し、データ化が進んで印刷物による情報伝達が減少し、印刷業界はどんどん淘汰、縮小していきます。じゃあ、この時代をどんな新しいサービスで生き抜いていけばいいのかというと、まず自分たちにはどんな技術があって、どんな強みを持っているかちゃんとわかっていないと戦えない。時代の流れを読んで、自分の武器を知ることが大切だということですね。ただ、これって野球でも同じことが言えるんだろうなと思うんですよ。みなさんは、自分の、あるいはチームの最大の武器を知っていますか?それを知っていて戦うのと、わからないまま戦うのでは全然違ってきます。チームの誰よりもめっちゃ声が出るとか、毎回フルスイングとか、どんなに点差が開いても絶対に諦めないで立ち向かうとか、そんなことでいいと思うんです。これだけはどのチームにも負けない、という武器をみんながわかった上で試合に入れば、どんなに苦しい展開でもきっとその誰にも負けない武器が自分たちを支えてくれるはずです。そしてその結果が勝ちであれ負けであれ、ただその武器により磨きがかかるのみです。先週より関西大会が始まっていますが、自分の、そしてチームの最大の武器を考えて試合に臨んでもいいかもしれませんね。そういうアッフェ最大の武器は…カントクの鹿児島弁かな?笑

4月15日 思わせぶりな天候に振り回された関西大会 in 古曽部

4月9日 寒の戻りすぎで寒かった練習試合 in 平野公園

思い出メシ

先日、洗濯機が壊れました。えらいこっちゃ!となったんですが、保証に入ってたので本日あっさり修理してくれました。ありがとうパナ○ニック、ありがとうヨド○シカメラ。やはり大きなものを買うときは大手に限ります。で、修理に来るまで実家で洗濯してもらうことにしたんですが、水曜日に実家へ戻った時に、ふとその日が祖母の命日だと気づきました。おばあちゃんはとても温厚で、たくさんの人に愛された人なんですが、その人柄を神様がわかってくれていたのか、桜が満開の時期に天国に行きました。なので桜が見頃になると、いつもおばあちゃんのことを思い出します。子どもの頃は、おばあちゃんとはたまにしか会わなかったので、いつも会うたびに最初はモジモジしちゃうんです。でも、一気に距離を縮めてくれる魔法のアイテムがありました。それがおばあちゃんの煮豆。大豆を甘辛く煮込んだものなんですが、これが本当に美味くてね!!本当に大好物でした。おばあちゃんの家の玄関を開けて、台所の横にあるちゃぶ台にできたてホカホカの煮豆を見つけたら「やった!!」っていう気持ちになったことを、今でも鮮明に思い出します。真っ白いご飯に豆をいっぱい乗っけて、ガツガツ食べるのが本当に美味かった。あれがあったら何杯でもご飯を食べられましたね。本当に美味かった。でも、おばあちゃんの作る煮豆はもう食べられないんだなと思うたびに寂しく感じます。そういえば、ちゃんと「おばあちゃんの作る煮豆が大好きだ」と伝えずじまいだったんですよ。なので、みなさんももし自分の思い出メシがあれば、そしてそれが大好きだと伝えることができたら、早々に伝えておいてくださいね。私は孝行もせずにロクでもない孫だったので、毎年桜を見上げてはトホホと後悔ばかりですよ。