逸球入魂コラム
GWの後半戦、みなさまいかがお過ごしでしょうか?ワタクシは親知らずを抜いた上に、原因不明の体調不良で1日半寝込んで、楽しい休日を棒に振ってしまいました。たぶん過労ですね、働かせすぎなんだ。とは言え、GW前半戦はがっつりと満喫してきましたよ!私の住んでいる昭和町という街は、毎年4月29日「昭和の日」に街全体で『どっぷり昭和町』というイベントをやっています。去年は何気にスルーしていましたが、facebookなどをみるとけっこうな盛り上がりで、今年こそは参戦しようと意気込んでいたわけです。そして、いざ当日、イベントのパンフレットを片手に街のイベント会場をあちこち回ったんですが、これがなかなかオモシロイ。公園でライブやプロレスをやっていたり、屋台が並んだり、商店街や小学校、教会などでもいろんな催し物をしていたようです。中でも一番盛り上がっていたのが、古い長屋を改装して造られた小さい飲食店街で行われたイベント。オシャレなお店ばかりで私もたまに行くのですが、その各店舗から屋台が出ていて、さらに2階でミニライブをやっていました。屋根の上に女性ボーカルが座って歌っている姿は、絵になって本当に美しかったです!普段は帰宅も遅いし、土日は野球で出ずっぱりだし、この街をじっくり見たことがなかったんですが、昭和の日にゆっくり昭和町を巡ってみて街の魅力を再発見できました。みなさんもよければ来年の昭和の日に、ぜひとも昭和町を訪れてみてくださいね。
2016年5月4日 18:57 |
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先日、高槻の試合会場で連盟スタッフと雑談をしているときに、うちの若い連中が「お酒の席でのヒドい失敗談」を話してくれました。それを聞いて私が彼女をからかっていると、事務局長が私を見て微笑みながらS先生に「若い人たちに、この人の過去を教えてあげたら?」と言い放ちました。げげ、ヤバイ。S先生と私は20年来の付き合いがあって、私のおぞましい酒席の失敗談をたくさん知っているのです。本当にお恥ずかしい武勇伝ばかりなので、今の若いメンバーには絶対に知られたくない!S先生に懇願して、なんとか内密にしていただきましたが、どえらい弱みを持ってしまいましたね(笑)そんなわけで、今もお酒は大好きで、ハメを外さない程度に楽しんでいるのですが、今回はちょっとおもしろいお酒をご紹介します。それが富久錦という会社の「Fu.」というお酒。日本酒なんですが、果実酒のような甘味があって、すっきりと飲みやすい。ほんまめちゃくちゃ美味しいです!一ノ蔵の「ひめぜん」など女性向きの日本酒が増えていますが、そういったタイプのお酒ですね。で、実はこのお酒、先月スタッフとして参加した西日本女子軟式野球中高生大会の宿でお土産として買ったんです。大会の開かれた加西市の蔵元が作っているんですが、これが久々の超ヒット! 飲み足りずにさっそく注文いたしましたが、Amazonや楽天などネットでも購入できるので、興味のある方は母の日のプレゼントなどにいかがでしょうか。ほんま旅先でいいお酒と出会うことが多いですが、このGW、またふらりとどこかへ旅に出たいもんですね。
2016年4月28日 23:24 |
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先日、ジャーマネの誕生日でアッフェLINEが賑わいましたが、わたくしの誕生日のときより祝福の数が多かったのがとても気になっています。さて、そのジャーマネが参加できなかった日曜日の試合、ちょっといいもん見せてもらいました。序盤に大きな差をつけられたんですが、最終回で1点差まで追いついたという展開だったんです。で、何が「ちょっといいもん」なのかと言いますと、大きな点差でも最後まで試合を引っくり返せるんじゃないかと「自分たちを信じられた」ということです。女子野球に関わって約20年、たくさんの試合を見てきましたが、大きな失点があってもあきらめずに食い下がってくるチームは本当に強い。全国大会でも勝ち上がれるチカラを持っています。今回はそういうものがわずかながら感じ取れました。そもそもね、うちはめちゃくちゃ上手いワケでもないので、そりゃ大きな失点くらい毎度毎度ありますよ。エラー?四死球?サインミス?三振?采配ミス? 判断ミス? あります、あります、だってアッフェなので(笑)でも大切なのは、それを取り返すチカラ、そして自分たちはそれができるという信頼です。これからもたぶん、試合では失敗はあると思います。でも、ミスをした仲間に対して「今までそいつにどれだけ助けてもらったのか、どれだけ支えてもらったのか」を思い出してください。そして、メンバーが最高のプレーをできるように全力で準備してくれてるベンチの仲間を思い出してください。その時に感じた気持ちが、きっとどんな大きな点差でもあきらめずに追いつこうと思わせてくれるハズです!関西大会も残り2試合、自分と仲間を信じて、勝利をもぎ取りに行きましょう!
2016年4月23日 00:13 |
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先週、出勤しようと玄関のドアを開けたら、桜の花びらが1枚だけ落ちていました。どこから舞い込んだのかなと不思議に思っていたんですが、どうやら私が持ち帰ったもののようです。そういえば前日に、嵐のような風で桜吹雪が舞い散る中を、並木道の下に広がったピンクのじゅうたんを踏みしめながら帰ってきたのを思い出しました。さすが日本人、この季節は桜と絡むという行動がDNAに標準装備されてるようです。ただ、若いころは「桜の季節」となると、花見だの、宴会だのと浮かれていましたが、ここ何年かは私にとって亡くなった祖母を思い出す機会となっています。数年前のちょうど桜が満開の時期に逝ってしまいましたが、小さい頃から苦労を重ねて我慢の人生を送ってきたおばあちゃんが、満開の桜に迎えられて天国に行ったことは、きっと神様が最期に与えてくれたその人生への称賛だったのかもしれないとたびたび思います。でも、私と言えば、他のいとこにくらべても本当にロクでもない孫で、あんなに大事にしてくれたのに、忙しさにかまけて病院にもあまり顔を出さず、亡くなった後もほとんど墓参りに行かず、いまだにダメな孫を現在進行形で続けています。不精をしているワケではないんですが、やっぱり大きな後悔と向き合うのがコワくて、自分がほとほとイヤになるときがあります。だからこそ、そんな臆病な私を見て、満開の桜を見るたびに祖母を思い出し、生きてきたとき以上につながろうとする機会を、こうやって神様が与えてくれているのかもしれませんね。玄関の桜の花びらは、さしずめ天国からのあいさつ状といったところでしょうか。これからも、この季節になるたびに優しかった祖母と自分をつなげていく時間をつくり続けていけたらと思います。
2016年4月13日 22:23 |
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本日4月1日は街が初々しい新社会人であふれかえっていますね。私も入社当時のことを感慨深く思い返していますが、うちの会社には入った時から朝礼での「1分間スピーチ」というメンドクサイ行事が続いてるんです。さほど緊張はしないものの、やっぱり人前で話すのはできれば避けたい罰ゲームですよね。ところが最近、スタッフとして従事している関西女子野球連盟の方で荷の重~い役職名が付いてしまいまして、式で閉会宣言などをする機会が少しばかり増えてきました。ただ、いつもは宣言担当の副理事長RB4さんがいてくれるので、うまく難を逃れて来たんですが、先日の西日本女子軟式野球中高生大会ではなんとRB4さんが不在!私が閉会式の宣言をするという展開になったんですよ。しかも今回に限って大会名が長い!さらに記念すべき第1回大会で絶対に間違えられないので、左手の親指付近に宣言の言葉をカンペで書いておいたんです。こうすればマイクを左手に持ちながらそれを読めばいいので、我ながらいい案だと余裕をぶっこいて待っていました。ところがいざ本番、マイクを持って宣言をしようと思ったら、親指に書いたカンペが消えてるんです!ええっ?なんで?と思ったら、あまりに厳粛なムードにテンパッて左手で持つべきマイクを右手で持ってしまったんです!ヤバイ!と思ったんですが、いまさらマイクを持ち替えるのも不自然。なんとか記憶をたどって宣言を言い切りましたが、いや~、やっぱりちゃんと覚えておかないとだめですね。これから社会に飛び出す新人のみなさん、仕事は手を抜かないように、そしてスピーチのカンペは両手に書くように心がけてください。
2016年4月1日 22:32 |
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繁忙期の3月、朝も昼も夜も寝る時間以外ずっと職場にいる気がしますが、その合間を縫って先週末、またもアッフェの練習をお休みして、西日本女子軟式野球中高生大会にスタッフとして参加してきました。この企画、旧友でもある連盟スタッフのS先生が立案したもので、試合機会の少ない西日本の女子中高生チームをつなげよう、という目的で開催しました。でも、私にとっても連盟にとっても初めての大きな中高生大会。おまけに初日は天候も悪くて大パニックでしたが、今回協力していただいた加西市軟式野球協会のみなさんが始めから終わりまで最強のバックアップをしてくれまして、無事に全日程を終える事が出来ました。いやもう本当にスゴイ運営力、いくら感謝しても足りないくらいです。本当にありがとうございました!さて、今回は9つの中高生チームが参加してくれたんですが、みんなめちゃくちゃ上手くてビックリしました。本当に中学生?という子も何人かいて、「日本にはまだまだスゴイ人材が眠っているんだなあ」と終始おどろきっぱなしの2日間でした。試合では実力を出し切れなかったチームも、思った以上のチカラを発揮できたチームもあったかと思いますが、僅差のゲームや延長戦も多く、みなさんの一生懸命なプレーにめっちゃくちゃ感動しましたよ!「こんなにもすごい子たちが、こんなにもすごい試合をしているんだ」ということをもっともっと、日本中の人に知ってもらいたいです!あわただしく大阪を出発して、あわただしく大阪に帰ってきましたが、本当にいい経験をさせてもらいました。また次回も開催できるようにみんなでがんばりましょう!
2016年3月25日 07:23 |
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先日わたくしはアッフェの練習はお休みして、3月12日〜13日に淡路島で開催されたシニア交流戦に参加してきました!女子野球界を築き上げた往年のプレーヤーたちによるこのシニア交流戦は今年で3回目になり、関西女子野球連盟の有志が企画して開催しています。前回までは、関東と関西、広島からの参加だったんですが、今年からは東海からもご参加いただき、年々盛り上がりを見せています。私もキャッチャーでたくさん試合に出させてもらったんですが、大御所たちに囲まれてド緊張!でも、終わったあとに「そういえばあの人も、あの人も、今日は来てくれたんだ」と気づいて、懐かしさと嬉しさでいっぱいになりました。不思議なもんですよね、若かりしころ、全国大会で江戸川区球場のスタンドから憧れの眼差しで見ていた人たちと、こうやって一緒に野球をしてるなんて。20年ほど前にこの世界に足を踏み入れたときは、まさかこうやって一緒にプレーしたり、もう一度こういう形で対戦できたり、宴会で一緒に騒いだり、夜遅くまで語り合ったり、そんなことがあるなんて思ってもいませんでした。野球を続けていて本当に本当に良かったです。翌日の観光後、みなさんと別れるときは本当に名残り惜しくて、大人になって久々にさみしい気持ちになりました(笑)ともかくこれを機会に、各地域のシニアのみなさんが参加してくれたらと思います。「女子野球を生涯スポーツに!」を合言葉に、がんばって続けていきたいですね。感想を語れば原稿用紙100枚くらいになりそうですが、最後にこの企画を立ててくれた事務局長、理事長、そして参加いただいたみなさますべてに心から感謝申し上げます!また来年も必ずお会いしましょう!
2016年3月15日 22:17 |
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2〜3月はおもっくそ繁忙期で、ここのところ家でも会社でも昭和50年代の松田聖子くらい分刻みのスケジュールで生活しています。で、この時期は卒業文集を作る仕事も多いんですが、私が担当している学校でちょっとユニークな学校があります。通信制の高校なのですが通学部もあって、諸事情で他の高校を中退した子や中学時代に不登校だった子などが多く通う学校です。最初は、ここの生徒さんはいろいろ辛いことがあってこの学校にたどり着いたんだろうと思ってたんですが、その卒業文集がいつも明るくて「感謝」の言葉で埋め尽くされているんです。友だち、親、先生、学校…あらゆる人への感謝の気持ちで溢れかえっていて、つたない文面ですがこんなにも心を打つ文章にはなかなか出会えません。自分の高校時代、こんなにも感謝の気持ちをもって生きていなかったなあと思うと、彼らはきっと若くしていろんなことを乗り越えてきたんだろうと想像できます。授業の内容も単位の取得方法もかなりユニークな学校ですが、いろんな事情で進学をあきらめかけていた若い人たちが、学校という枠にとらわれず、将来へ希望を持って進める場所なんだなと思いました。ただ、『私はこのまま高校にも行けず終わっていくんだと思ってました』という言葉もたくさんあって、中学生をそんな気持ちにさせる現状もあるのかと思うと、やりきれなかったです。こんなにも優秀で若い人たちが絶望しなくていい「学びの場所」が、もっといろんな形でたくさんあればいいですね。もっとガンバろう、日本。
2016年3月3日 19:55 |
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いよいよやってきましたね、この季節。そう、花粉症シーズン!若い頃からずっとずっとこの時期悩まされてきたんですが、引っ越したのを機に耳鼻科を変えました。で、ネットで調べたらめちゃくちゃ評判のいいお医者さんで、実際その病院にかかってみると、ムダな薬は出さない、説明をちゃんしてくれる、患者のしっかり話を聞いて症状や生活スタイルに合わせてくれる、という感じで、ものすごく信頼できる先生でした。ところが、評判がいい分、めっっっっちゃくちゃ混むんですよ。2〜3時間待ちは当たり前なので、ネットの順番呼び出しシステムを利用していますが、それでも拘束時間がハンパない。この繁忙期になかなか病院に行く時間も取れないので、去年は泣く泣く近所のガッラガラの耳鼻科に行ったんです。そしたらやたらと薬を出されるし、検査だの、鼻腔のレーザー治療だのを勧めてきて、今度はかかる費用がハンパない。比べたらなんと3倍も違いました。で、今年はちょっと時間ができたので、前の評判のいい耳鼻科に戻して行ってきたんですが、相変わらず先生がいい人で、今年は花粉の量が少ないからムダな薬は出さない、過剰な治療もしない、でも症状がひどくなったらすぐ相談してね、というスタイルでした。なんだかんだで時間がかかっても、やっぱり信頼できる医者にかかるのが一番ですね。混む医者とヒマな医者の違い、みんなはちゃんと選んでるってことがよくわかった一件です。
2016年2月20日 21:20 |
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何度かご紹介していますが、昨年11月から実習のためにトレーナー専門学校の学生さんが4名、うちのチームに来てくれています。しかし、その実習も先日で終了となりました。いざお別れとなると、こんなにも寂しくなるもんですね。最初は名前も覚えられないし、実習が終わったらいなくなるから、そんなには仲良くならないだろうと思ってたんです。でも、カントクのムチャ振りにも耐えて(笑)、きっちりトレーニングメニューを組んでくれたり、お願いしたことをちゃんと調べてくれたり、私たちのことを一生懸命考えてくれる姿を見るたびに、みんなのことがどんどん好きになったように思います。実習期間の後半は、今日はどんなトレーニングをするんだろうか、次はどんな新しいメニューを教えてくれるんだろうかと、毎週毎週楽しみで待ち遠しい日々でしたね。容赦のないトレーニングも、リゾ固めも、年末の紅白戦も、モモ上げリレーも、50m走の測り直しも、4スタンス理論も抜重も、この冬季練習は本当に本当に楽しかったです!最後の方は「この子たち、ずっとチームにおらんかな」と勝手なことを妄想しましたが、ひとまず立派なトレーナーをめざしてがんばらないといけませんよね。この先みんなが進むその延長線上で、またきっと私たちと交わることもあるかと思いますが、そのときはまた容赦ないトレーニングで鍛え上げてほしいです。3ヶ月間、本当にありがとう。アッフェのスタッフ用背番号を空けておくので、いつか気が向いたら受け取りに来てください。
2016年2月11日 00:30 |
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